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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343748951/ 1 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 00 35 51.69 ID 2/2/1QCto 前スレ 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その3」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343567114/ ・このスレは咲-saki-の空気雑用こと須賀京太郎を主人公にした安価SSスレです。空気って生きてく上で必須なものだから…(震え声) ・スレタイにあるように、舞台は岩手の宮守高校麻雀部です。このスレでは共学。 ・ぶっちゃけこの板の某やきうスレに影響を受けまくってます。イッチが怒ってなくて良かったよー SSWiki http //ss.vip2ch.com/jmp/1343748951 2 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 36 44.40 ID 2/2/1QCto ・主要なパラメーターに「好感度」と「麻雀力」があります。一定値を超えるとイベントが発生。 ・パラメーターは非公開です。 ・パラメーターはイベントの他、後述のコンマ補正にも影響します。 ・主人公である須賀京太郎は、一日2回安価で行動することができます。 ・安価は基本自由ですが、あまりに無茶であったりする場合は下の安価を採用します。 ・自由安価は内容次第で5段階の難易度に振り分けられ、これを元に好感度や麻雀力の補正を加えてコンマ判定を行います。 難易度 激高 (大失敗:00-19 失敗:20-79 成功:80-99) 難易度 高い (大失敗:00-09 失敗:10-49 成功:50-89 大成功:90-99) 難易度 普通 (失敗:00-29 成功:30-79 大成功:80-99) 難易度 低い (失敗:00-19 成功:20-79 大成功:80-99) 難易度 極低 (失敗:00-09 成功:10-79 大成功:80-99) 3 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 37 55.92 ID 2/2/1QCto ・基本的な安価行動として「全体特訓」と「個別特訓」が存在します。 ・前者は成功すると麻雀部員全員の麻雀力がアップ、後者は選択したキャラクターの好感度がアップし、さらに成功で京太郎と選んだキャラクターの麻雀力がアップします。 ・いずれも難易度は「低」となっています。参考までにどうぞ。 ・現在の好感度は豊音>シロ>胡桃>エイスリン>塞。まだまだ接戦。 4 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 38 50.53 ID 2/2/1QCto 【エンディング関連】 ・安価でキャラクターに告白を行うことができます。 ・好感度ランク0、1→告白自動失敗。難易度「激高」判定を行い、成功or大成功で好感度上昇。 ・好感度ランク2→難易度「高」で判定。大失敗以外なら好感度上昇。 ・好感度ランク3(MAX)→難易度「低」で判定。つまりほぼ失敗しない。失敗でも好感度上昇。 ・スレ終了時彼女がいるとそのキャラクターの個別エンド。好感度ランク、大会結果によってEDが分岐。 ・彼女状態なら様々な判定にプラス補正がかかる ・スレ終了時、誰にも告白しておらず、好感度ランクMAXの娘が複数いる場合、各キャラに難易度「高」で判定、成功したキャラによるハーレムEDとなります。 ・但し5人全員3段階目は相当厳しいと思われます。個人戦で勝てば勝つほど全員の好感度にボーナスが入る仕様なので、勝ち進めばあるいは。 ・個人戦に関しては全国出場も結構ギリの難易度設定です。あくまでメインは団体戦。 5 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 42 01.39 ID 2/2/1QCto ・告白やその他の重要安価の時のみ範囲安価による多数決を行うことがあります。 ・「京太郎がバラバラにされて殺される」とか。こんな安価取るなよ(迫真) ・基本雑談やネタ投下は大歓迎の構え。面白そうだと感じたら小ネタとして投下したりもします。 ・本編投下やアナウンスの際にのみトリップを付けるので、雑談その他小ネタをスルーしたいなら抽出していただければと思います。 6 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 45 58.82 ID 2/2/1QCto ・ここまでの流れまとめ プロローグ はじめに出会った人→姉帯さん 始めての麻雀→判定失敗 1日目 姉帯さんと散歩→成功 胡桃ちゃんと喫茶店でお茶→成功 2日目 宮守メンバーと麻雀しつつお喋り、余ったシロは京太郎の膝の上で充電という名のだらだら→成功 姉帯さんと特訓→失敗(豪盲牌) 豊音好感度ランクアップ 3日目 胡桃と特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ!→成功 塞と特訓→成功 4日目 エイちゃんと特訓→大成功 塞の麻雀レッスンを受ける→成功 5日目 シロと特訓して添い寝→大成功 シロ好感度ランクアップ 皆でプールに行こう(提案)→大成功 6日目 エイスリンと練習→成功 エイスリン好感度ランクアップ 豊音先輩と特訓→大成功 7日目 シロとだらだら→成功 塞さんと特訓→成功 8日目 トシ先生との出会い 強化→失敗 全体特訓→成功 全員でお茶会→成功 胡桃好感度ランクアップ 9日目 塞と特訓するぞ×3→成功 塞好感度ランクアップ 立派なお餅をお持ちのとよねぇにマッサージをしてあげよう(提案)→成功 10日目 みんなで特訓→失敗 次回以降の(性的な)マッサージにマイナスの補正がかかる 胡桃とお出かけ(喫茶店)→成功 11日目 咲さん来襲(京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様)→??? (以下安価次第) ・日程は大会までの猶予14日→団体戦が5日→個人戦2日→全国までの猶予〇〇日→全国大会→ロスタイム ・〇〇は7日くらいを想定しています。合宿イベントとか挟めればいいな。 7 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 48 37.50 ID 2/2/1QCto 【試合進行解説】 例 片岡(ランクB) 神代(ランクB+) 上重(ランクC) シロ(ランクA)の対戦の場合 (スキルは無視) ・まず最低ランクである上重を基準に、補正を決定します。ランク差1毎に補正+5。 ・これにより、片岡に+15、神代に+20、上重に±0、シロに+30、と補正が決定されます。 8 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 51 50.58 ID 2/2/1QCto ・闘牌シーンでは --- 東一局 片岡 1 神代 2 上重 3 シロ 4 打点 5 --- のように安価を出します。 1-4のコンマの数値+補正の値が「和了判定」となります。 ・和了判定の大小で和了者を決定。 ・和了判定が奇数で自摸和、偶数で栄和となり、栄和の場合は「和了判定」最小のものから点数を奪います。 ・打点はコンマと打点を対応させた表(後述)を用いて計算するものとします。 9 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 55 33.04 ID 2/2/1QCto ・ちなみに実際に 1-4で計算すると、 片岡69+15 神代40+20 上重92 シロ53+30 となり、上重の和了。 判定の数値が偶数なので神代からの栄和となります。 5の打点判定は39なので3900点。 ・同点の場合はコンマで再判定。 ・打点表は以下の通りです。 00-09 1000 10 10-24 2000 15 25-44 3900 20 45-64 5200 20 65-79 8000 15 80-89 12000 10 90-95 16000 6 96-98 24000 3 99 32000 1 15 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 01 01 09.51 ID 2/2/1QCto ・これを繰り返して試合を進行します。 ・ぶっちゃけ全試合全局これをやってる余裕は多分ないので、 基本は 1がこのルールに基づいて乱数表で闘牌シーンを作り、重要な場面のみ安価で参加という形になると思います。 ・個人戦オーラス、大将戦オーラスで勝ち抜けに必要な条件がある時のみ、和了判定後に必要な得点に応じて難易度判定。 18 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 01 02 44.33 ID 2/2/1QCto 【スキルについて】 先程の判定はスキル無視で行いましたが、 例えば片岡選手のスキル【東場の王】は東場の和了判定に+30、打点判定に+10の補正を加えるスキルなので このスキルを無視しない場合、和了は片岡の自摸和となり、打点も上昇して2600オールとなります。 もちろん神代にも上重にもスキルはあるのですがここでは割愛します 以上、テンプレでした。 43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 11 08 03.31 ID 2/2/1QCto 【京太郎の入れてきた紅茶を皆で飲みつつご飯】 塞「それじゃ、お昼にしよっか!」 塞「今日は須賀君が紅茶を入れてくれるんだって?」 京太郎「はい!」 京太郎「師匠が良い茶葉を送ってくれたので、先輩方に是非味わってもらいたいと思いまして」 エイスリン「タノシミ!」キラキラ 豊音「うん、ちょー楽しみだねー」ワクワク 京太郎「じゃ、入れて来ますねー」 ……… 京太郎「お待たせしましたお嬢様方」 京太郎「こちら、ダージリンのセカンドフラッシュになります」 京太郎「ストレートでも良いですけど、ミルクティーにして飲むのがおすすめです」 京太郎「胡桃先輩、ミルクティー好きでしたよね」 胡桃「う、うんっ」 胡桃(覚えててくれたんだ…) 京太郎「あ、スコーンも焼いてきたので、よろしければ一緒にどうぞ!」イケメンスマイル 塞(変なスイッチ入っちゃってるよこれ!?) ……… 塞「紅茶には詳しくないけど、ホント美味しいわこれ…」ホウ 豊音「うん、すっごく良い香りだよー」 エイスリン「……」カキカキ バッ ミシュランっぽい三つ星 京太郎「先輩、それは褒め過ぎですって」アハハ シロ「……」ムグムグ シロ「スコーンも美味しい…」 シロ「褒めてつかわす……」 京太郎「ありがとうございます、光栄です」キリッ 京太郎「物食べてる時のシロ先輩ってちょっと小動物っぽくて可愛いですよね」 豊音「あはは、わかるかもー」 京太郎「また作ってきますよ!」 シロ「ん…」 シロ「ありがとう……」 シロ(可愛い…ねぇ…) 50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 11 37 19.66 ID wg8YZvz70 合宿の話 55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 13 30 48.23 ID 2/2/1QCto 50 胡桃「…というわけで、県予選を勝ち抜いたら強化合宿をするよっ!」 塞「取らぬ狸の皮算用にならなきゃいいけど…」ハァ 京太郎「えーっと…」 京太郎「俺も付いて行って大丈夫なんですかね?」 京太郎「女の子達の中に男一人ってマズいんじゃ…」 エイスリン「……」ブンブン エイスリン「スガクン ナカマ!」 エイスリン「ダイジョウブ!」グッ シロ「……」 シロ「変なこと…しないでしょ…?」 塞(へ、変なことって…///) 豊音「須賀君のこと、信用してるんだよー?」アハハ 京太郎「先輩…」 京太郎「ありがとうございます、すっげー楽しみです!」 京太郎「県予選、全力で応援します!」 胡桃「須賀君も個人戦、頑張らなきゃダメだからねっ!」 まったりペースでやるのもええなぁ 57 57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 13 32 22.91 ID FQ1tED7ho おや、咲さんの様子が……? 61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 13 40 29.33 ID ynDjqPGso おもちこねこね犯をどうして信用できるんですかねぇ・・・ 68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 13 59 53.12 ID 2/2/1QCto 61 だからこそあえて姉帯さんに言わせたんや。天使やからな! 【おや、咲さんの様子が…?】 [清澄高校 部室] 咲「京ちゃん…」 咲「ごめんね、京ちゃん…」 咲「あんなこと、言うつもりじゃなかったのに…」グス [部室外] 優希「咲ちゃん、バカ犬がいなくなってからずっとああだじぇ…」ヒソヒソ 和「そうですね…」 和(ライバルが減ったと思ってましたけど) 和(あんな状態の宮永さん、見ていられません) 和(…仕方ありませんね)ハァ 69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 12 39.36 ID 2/2/1QCto [部室] 和「おはようございます、宮永さん」ガチャ 咲「!…おはよう、原村さん」ゴシゴシ 和「……」 和「また、泣いてたんですね」 咲「…うん」 和「…そろそろ、須賀君のこと、忘れたらどうですか?」 咲「わ、忘れられないよっ!」 咲「京ちゃんは私にとって、大切な…っ!」 和「でもメールは受信拒否、なんですよね」 咲「だって、今更なんて言えば…」 咲「別れ際にあんなこと言っちゃって」 咲「最低だよ私…」 74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 23 43.43 ID 2/2/1QCto 和「……」スッ 和「…ここに、盛岡行きの新幹線のチケットがあります」 咲「!?」 咲「そ、それって…」 和「勘違いしないで下さい」 和「私は宮永さんに、そんなコンディションのままIHに臨んで欲しくないんです」 和「だから、これは私の我儘です」 和「受け取って下さい!」 咲「む、無理だよ!会いになんて行けないよ!」 咲「絶対京ちゃん怒ってるもん!」 和「そうやっていつまでも逃げ続けるんですか!?」 和「一生彼の思い出に縛られたまま生きていくつもりですか?」 和「お願いです、宮永さん…」 和(そのままだと、私が宮永さんと結婚出来ないじゃないですか…) 咲「……」 79 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 30 40.95 ID 2/2/1QCto 咲「…切符代は、今度返すね」 和「いえ、それは」 咲「ううん、これは私のケジメだもん」 咲「ありがとうね、原村さん」ニコッ 和(あ、これ天使ですわ) 咲「じゃあ、私行ってくる!」 咲「部長達によろしくね?」 和「はい!」 和「頑張って下さいね、宮永さん!」 和(そして最後は私のところに戻ってきてくださいね!) 優希(か、会話に入れなかったじぇ…) ということで、咲さんが元気になったよ!って話。魔王なんてなかった なおここから 咲さん来襲(京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様) に繋がります。マジかよ 81 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 33 11.27 ID 0ttnYEy0o 京ちゃんが、着信拒否する要素が、プロローグにない件 IPS細胞は、理論上可能だけど 実用化はされていないし 83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 34 56.25 ID 2/2/1QCto 半ば本編みたいなもんやったしトリ付けても良かったかも。 81 受信拒否は咲さんの方なんや。わかりにくーてすまんな 85 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 39 36.32 ID BKCs9utno 咲さん可愛いやん 大丈夫、押し倒して乳もんだくらいならなんとでもなる(震え声) 86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 41 44.89 ID g0UtB21F0 でも、咲さんからしてみれば、酷い事言っちゃったって気にしてたのに 転校先で京ちゃんはそんなこと気にした様子もなく他の女の子とイチャこいてんだもん そら、そう(魔王化)なる 87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 43 24.05 ID 2/2/1QCto 85 酷い安価をありがとう! 86 確かにな… 安価で咲さん感情判定とかやるか… 最後の小ネタ安価 90 か、軽めのがいいな(切実) 1(水) 14 44 21.36 ID ufQDlCXO0 魔王が来る前に合宿(岩手県外)に逃げよう 90 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 44 22.21 ID joi4SazWo タコスを作ってきて皆に振る舞うも、つい優希との思い出話を楽しそうに話して宮守メンバーが嫉妬 92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 46 55.29 ID 2/2/1QCto 90把握。あんまり軽くなかった 時間掛かりそうやから本編の全体特訓辺りに挟むことになるかもしれんが、気長に待ってくれー 97 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 57 23.20 ID 2/2/1QCto そういやラッキースケベの対象決めてなかったね なんとなく塞ちゃんかシロにしようと思ってたけど 100 100 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 58 40.35 ID x/no6Cayo 塞 226 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 46 37.01 ID 2/2/1QCto 【咲さん来襲】 【京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様】 【対象→塞】 [部室] 京太郎(うーむ、少し早く来すぎたかもしれないな) 京太郎(あ、でも鍵は開いてるっぽい) 京太郎「おはようございます!」ガチャ 部室に入ると、そこには塞先輩の姿があった。 読んでいた本をサッと後ろに隠して、すこし焦ったように話しかけてくる。 塞「お、おはよう須賀君。今日は早いんだね!」 京太郎「ハハ、なんだか早く目が覚めちゃいまして」 京太郎「塞先輩こそ、いつもこんなに早くから来てるんですか?」 塞「うん、家が近いからねー」 塞「シロに鍵開け任せるのも不安だし」クス 京太郎(確かに若干不安だ…) 京太郎(でも、ダルいダルいって言いつつ、ちゃんと時間通りに来るんだよな…) 京太郎「じゃあ明日から俺もこの時間に来ようかな」 京太郎「塞先輩とこうやって二人きりで話せるのって、三文どころじゃなく得だし」ハハ 塞「も、もうっ!」// 231 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 50 53.32 ID 2/2/1QCto 京太郎「そういやさっき、何か隠してませんでした?」 塞「!?」 塞「な、何でもないよ。ただの小説!」 塞(恋愛小説、それも先輩後輩ものだなんて言えない…) 京太郎(ふんふむ…) 京太郎(人が隠そうとしてるものを無理やり見るほど趣味は悪くないが) 京太郎(慌てる塞先輩って新鮮だよな…) 京太郎(よし、もうちょっとからかってみるか!) 京太郎「なら隠さなくても良いじゃないですか、見せて下さいよー」 塞「だ、だめっ!」 京太郎「う、うぉっ!」 身を捩って逃げようとした先輩共々バランスを崩し、 二人してソファーに倒れこんだ。 むにゅっ …図らずも先輩の胸に顔を埋める形になる。 塞(へ?……は?……うぇっ!?) その時、ノックの音がした。 244 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 59 08.65 ID 2/2/1QCto [咲side] 咲「ここが京ちゃんの新しいお家かぁ…」 盛岡のカラオケボックスで一夜を過ごし、 地図を頼りに京ちゃんの家に辿り着いたのは早朝のことだった。 咲(ちょ、ちょっと早すぎたかなぁ) 咲(どこかで時間を潰してから来れば良かったよ…) だが、周囲に時間を潰せそうな施設はない。 意を決してチャイムを鳴らす。 ピンポーン ???「はーい!」 …出てきたのは京ちゃんではなく、京ちゃんのお母さんだった。 京母「あら?咲ちゃん?」 京母「どうしてここに?」 正直に言うと引かれそうだ。 咲「ちょっとこちらの方に来る用事があったんで、折角だから京ちゃんに会いたいなって…」 京母「あらあら、あの子も隅に置けないわね~」 京母「でもあの子、今日は珍しく早くから部活に行っちゃったみたい」 さっそくのすれ違いだ。少し不安になる。 咲「……部活、やってるんですね」 京母「ええ、こっちの高校にも麻雀部があったんだって」 咲「!」 麻雀、続けてるんだ。 京母「最近頑張ってるみたいよ?」 京母「いんたーはい?って大会の個人戦に挑戦するんだーって」 咲「そうなんですか…」 ……… おばさんが家で待つように薦めてくるのを丁重に断り、京ちゃんの通う高校の名前と場所を聞く。 京母「ええ」 京母「"宮守高校"って言うの。場所は…」 258 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 06 04.99 ID 2/2/1QCto 咲「ここが部室…だよね」 閉じたドアの前で深呼吸をする。 怖い。 京ちゃんに拒絶されるのが怖い。 今にも逃げ出しそうになる。 咲(ううん、逃げちゃダメっ) 咲(原村さんだって、応援してくれたんだから!) 笑顔を作る。 昔、京ちゃんが「可愛い」って褒めてくれた笑顔だ。 ノックをする。人の気配はある。 ドアを開けた。 精一杯明るい声で言う。 「京ちゃん、来ちゃっ…」 265 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 07 51.11 ID 2/2/1QCto 咲 感情判定 難易度 ??? 270 290 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 10 27.78 ID 2/2/1QCto 判定→失敗 327 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 16 48.72 ID 2/2/1QCto [咲side] 京ちゃんが、綺麗な女の子の胸に顔を埋めて抱き合っていた。 何か大切な物が砕けた音がする。 無理に作った笑顔がそのまま顔に貼り付いた。 京太郎「さ、咲!」 慌てて立ち上がる京ちゃん。 咲「ごめんね、京ちゃん、来ちゃったぁ」ニコ 咲「でも、お邪魔だったみたいだね」ニコニコ 348 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 21 28.74 ID 2/2/1QCto こっちのルートはSAN値が削られるから書きたくなかった(こなみ) 判定はお察しの通り結構厳しいものでしたが…まぁ25じゃ(成功は)与えられねーわ というわけでご期待通りの魔王ルートです。 全国で出会って、京太郎を巡る恋のライバル的な存在になる感じで構想練ってたのになぁ…(遠い目) ちょっと長くなりそうなんで、書きためてきます 356 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 24 06.92 ID 2/2/1QCto 折角だからもう一人の犠牲者(予定)決めとこうか 練習も兼ねて闘牌シーン描きます 360 368 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 25 54.04 ID 2/2/1QCto 胡桃ちゃんまだあんまり強くないんやで…把握しました 365 成功or失敗の特殊判定です 371 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 26 25.89 ID 2/2/1QCto 366 コンマでチャンスを与えたから良いかなぁと 407 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 36 25.95 ID 2/2/1QCto まぁ麻雀で勝てば咲さんも我に返るよ多分(適当) じゃあ犠牲者二人(予定)と京太郎と咲さんのスペックを解説しておきます 臼沢塞 麻雀力A- 【塞の神】 [オカルト][A] 局の初めに対局相手を一人選び、その[オカルト]能力を無効にするとともに和了判定に-10の補正。 但し相手のランクに応じて、以降の対局の自身の和了判定にマイナスの補正がかかる。ランク差が大きいほど補正は大きくなる。 このマイナス補正は重複する。 鹿倉胡桃 麻雀力C+ 【カクラサマ】 [オカルト][P] 和了判定が偶数の時その判定に+30。自身の和了時打点がワンランク下がる。 須賀京太郎 麻雀力C 【なし】 なし 宮永咲 麻雀力S+ 【咲】[オカルト][P] 和了判定が4の倍数の時に発動。この局の自分の和了判定順位を「1位」に修正し、打点判定ワンランクアップ。 430 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 40 23.83 ID 2/2/1QCto 正直姉帯さんのスキルならチャンスあったかもしれないですけどね… あ、飛んだらペナルティあるから気合い入れていこう 咲さんのスキルの「栄和と自摸和は選択出来る」が抜けてました。申し訳ない 458 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 48 26.48 ID 2/2/1QCto [塞side] この子は、何なのだろう。 須賀君のことを「京ちゃん」って呼んだことも気になるけれど、 それ以上に初対面の豊音から感じた以上のプレッシャーを感じる。 ダメだ、怖い。 胡桃「塞、おっはよー…って誰っ!?」 胡桃が来てしまった。 須賀君に「咲」と呼ばれたその少女が笑う。 「4人、揃いましたね…」 「よろしければ、打ちませんか?」ニコ --- 席順はこっちでランダムで決めてまうでー 492 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 55 57.29 ID 2/2/1QCto まぁ闘牌シーンの練習にもなって丁度いいな(震え声) 最低ランクの須賀がランクCなので、 鹿倉に+5 宮永に+50 臼沢に+25の補正が入ります --- 東一局 親 鹿倉 鹿倉 500 宮永 501 臼沢 502 須賀 503 打点 504 500-504で 使う が3を超えた場合、塞の能力発動 545 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 59 43.92 ID 2/2/1QCto 「使う」が3「以上」ね間違えた そして流石の魔王 鹿倉84+5+30 宮永99+50 臼沢89+25 須賀62 5200点 自摸和 570 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 04 39.65 ID 2/2/1QCto 咲「自摸。1300、2600」 咲「次は、私の親番ですね」ニコ 塞(早い…) 胡桃(手は悪くなかったのにっ!) 途中経過は載せてると時間掛かりそうなので内部集計とします 東ニ局 親 宮永 鹿倉 573 宮永 574 臼沢 575 須賀 576 打点 577 573-577で 使う が3以上の場合、塞の能力発動 601 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 08 29.16 ID 2/2/1QCto 588ありー 鹿倉13+5 宮永69+50 臼沢75+25 須賀83 打点93 24000 宮永 鹿倉から栄和 24000 鹿倉トビ 646 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 14 25.86 ID 2/2/1QCto 調整はするけど、基本このルールで行くやでー --- 咲「ロン、24000」 胡桃「へっ!?」 咲「聴牌気配、感じられなかったんですか?」ニコ 咲「トビですね、鹿倉さん」ニコニコ 胡桃「えっ…嘘…」 胡桃(何これ…こんなの知らないっ!) 京太郎「お、おい、咲!」 咲「何かな、京ちゃん?」ニコニコ 661 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 17 27.61 ID 2/2/1QCto 流石に 430は酷かったね 自摸和と栄和選択可能なのは以後スキル【咲】発動時のみにしよう。この対局はもう終わりやけど ちなみに本来はランクSの咲さんが判定失敗によってS+になった模様 668 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 19 46.81 ID 2/2/1QCto まぁ所謂負けイベントでした。続き書こう 塞のスキル発動についてはもうちょっと考えたほうがいいみたいですね 690 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 25 00.23 ID 2/2/1QCto 京太郎「お前、どうして、そんな麻雀…」 咲「ん?」ニコ 咲「私はいつも通り打っただけだよ、京ちゃん」ニコニコ 咲「鹿倉さんが弱過ぎるんじゃないかなぁ」ニコニコ 胡桃「~~~ッ!」ナミダメ 咲「京ちゃんもこんな部活で、女の子とイチャついてるだけじゃ、絶対強くなれないよ?」ニコニコ 727 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 36 43.51 ID 2/2/1QCto 咲「聞いたよ、個人戦、出るんでしょ?」ニコニコ 咲「ほら、私とおいでよ、京ちゃん…」ニコニコ 咲「強くなりたいんでしょ…?」ニコニコ 京太郎「………」 京太郎「"お断り"だよ、咲」 京太郎「俺はもう宮守高校の麻雀部員だからな」 京太郎「先輩達と強くならなきゃ、意味がないんだ」 塞「須賀君……」 咲「……そう」 咲「そっかぁ」ニコニコ 咲「京ちゃん達は、私の、私達清澄の敵なんだぁ」ニコニコ 京太郎「……ああ、そうだ」 咲「…先輩達も、IH出るんですよね?」 胡桃「……」 咲「もし万が一全国に出られるような事があったら…」ニコニコ 咲「二度と立ち上がれないくらい、潰してあげますよ」ニコォ 胡桃「……!」ゾクッ 咲「じゃ、またね!京ちゃん」ニコ 765 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 45 36.20 ID 2/2/1QCto なんでヤンデレ咲さん書いてる時ってテンション上がるんだろ 後で反動で死にかけるのに。吐きそう 胡桃はトビペナルティで麻雀力がダウン、更に3日間彼女に関する判定難易度がアップします。 こ、これからフォローするから… 789 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 51 48.37 ID 2/2/1QCto 京太郎「あの、胡桃先輩…」 胡桃「やめてよ…」 胡桃「慰められても、惨めになるだけだもん…」 京太郎「……」 京太郎「いえ、慰めません」 京太郎「俺達はただ、弱かったんです」 京太郎「だから、一緒に強くなりましょう、先輩」 胡桃「……」 胡桃「ごめんね」 胡桃「そんなにすぐには、切り替えられないよ…」 胡桃「ごめん、今日は帰るねっ」ダッ 京太郎「先輩…」 798 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 53 57.03 ID 2/2/1QCto だって、成長前だし、相手強化されたラスボスだし、姉帯さんいないし勝てるわけないじゃん… 因みにぼくは今自己嫌悪でいっぱいです 咲さんほんとごめん… 809 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 58 28.34 ID 2/2/1QCto 11日目 午後 京太郎「……」 塞「……」 豊音(く、空気が重いよー…) 何をする? 815 いや、安価まで空気読む必要はないでー 815 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 23 59 21.26 ID PDwujEp9o 皆で特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/574.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343112345/ 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 45 45.79 ID 1LnFi1+X0 京太郎「そんなわけで共学になったばかりの宮守高校にやって来たのだ」 京太郎「早速麻雀部の見学に行ってみるか…」 麻雀部部室 京太郎「すみません、見学希望の者ですけれどもー」 部室にいたのは誰? 5 宮守メンバーでよろしく。無効安価は下で 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 47 32.52 ID kKt5IjqG0 エイスリン 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 03 30.89 ID 1LnFi1+X0 部屋の中にいたのは、まるで妖精のような金髪美少女だった。 京太郎(おお、外人さんだ。可愛い人だなぁ) 京太郎「あー、麻雀部に入部したいと思ってるんですけど、見学って出来ますか?」 エイスリン「……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「…これは見学OKってことでいいんですかね」 エイスリン「ハイ!」コクコク 京太郎(よかった、日本語通じるみたいだ) 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 15 25.86 ID 1LnFi1+X0 京太郎「長野から転校してきた須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 エイスリン「スガキョウタロー?」 京太郎「はい」 エイスリン「ワタシハAislinn Wishartデス、ヨロシク」 京太郎「エイスリンさんって呼べばいいですか?」 エイスリン「……」バッ さっきのOKっぽい絵を前に差し出す 京太郎「…了解です、エイスリンさん」 (なんでスケッチブックなんだろう?上手いけど) 22 名前: 18 いいなぁそれ[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 26 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「他に何人くらい部員の方はいらっしゃるんですか?」 エイスリン「……」カキカキ ダルそうな子、小さい子、頭にお団子を乗せた子、大きい子の絵 京太郎「つまりあと4人いるってことですか?」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(清澄と人数は同じなのか) 京太郎(しかし慣れてきたとはいえ会話のテンポが掴みづらいな) 京太郎(ここは何か話題を振ってみるか) 23 23 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 [] 投稿日:2012/07/24(火) 16 27 30.62 ID ZSbwcuKi0 好きな食べ物とか 27 名前:好物とか適当や[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 37 17.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎(とりあえず無難なところで攻めてみるか) 京太郎「エイスリンさんの好きな食べ物って何ですか?」 エイスリン「……」カキカキ サンドイッチの絵 京太郎「サンドイッチ美味しいですよね。俺も好きですよ」 京太郎「サンドイッチとはちょっと違いますけど、前いた高校にはタコスが大好きな奴がいて、タコスが尽きると人間の形が保てないって言ってました」 エイスリン「……」クスクス 京太郎(笑った!超かわいい!) 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 13.19 ID 1LnFi1+X0 京太郎(うん、結構良い感じに会話できたな) タッタッタ 京太郎(お、足音だ) 京太郎(誰か来るのかな) 誰が来た? 30 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 44.65 ID 1LnFi1+X0 ごめん 33 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 43 43.16 ID Z+karbe70 塞ちゃん 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 55 44.48 ID 1LnFi1+X0 塞「遅くなっちゃってごめんね、エイスリンさん…」 塞「って男の子!?」 京太郎「は、はじめまして、見学希望の須賀京太郎です!」 (おお、お団子だ) 塞(ああ、そういえば何故か共学になったんだっけ…) 塞「コホン、麻雀部3年、臼沢塞です、よろしくね」 塞「部活のメンバーはあと3人いるんだけど、来るまで時少し時間がかかりそうなんだよね」 塞「だから部活開始はもうちょっと待っててくれるかな」 京太郎「はい、大丈夫です!」 42 名前: 38 そういうものとして読んでください[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 03 28.73 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「……」カキカキ 三麻の絵 塞「あー、三麻して待ってるのもいいかもね、どうする?須賀君」 京太郎(おお、いきなり牌に触れるのか。清澄では基本雑用だったから嬉しいな) 京太郎「じゃあよろしくお願いします!」 塞「おお、元気だね。じゃあはじめよっか。手加減はしないよ?」 エイスリン「ヨロシク!」 結果 43のコンマで判定 0~50 当然のラス 51~80 健闘して2位 81~99 まさかのトップ 内部で処理してる好感度に関わるよ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 13 10.40 ID 1LnFi1+X0 結果→ラス (好感度変動なし、以後は好感度変動について特にアナウンスしません) 京太郎(エイスリンさんの聴牌スピードについていける気がしなかったぜ…) 京太郎(塞先輩も要所でエイスリンさんを躱して点棒を拾ってたし) 京太郎「お疲れ様でした。先輩方強いですねー」 塞「ふふっ、ありがとう。でも須賀君もリーチまでは辿りつけてたしあと一歩だったと思うよ」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(フォローが逆につらい…) 京太郎(俺も強くなりたいなぁ) 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 22 09.50 ID 1LnFi1+X0 ダルイ…ソ-ユ-ノイイカラテンスウシンコク!チョーカワイイヨー 塞「あ、ちょうどみんな来たみたいだね」 胡桃「ただいま!」 姉帯「ただいまー、遅くなっちゃったよー。ごめんねー」 シロ「ただいま…」 姉帯「うわぁ、金髪のヤンキーさんがいるよー!?」 京太郎(ヤンキー!?) 胡桃「こらトヨネ!初対面の人に失礼でしょ!」 シロ(ダルい…) 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 29 48.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「麻雀部の活動を見学しに来ました、1年の須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 京太郎「あ、俺はヤンキーじゃないですよ」 姉帯「ご、ごめんねー。怒っちゃったよねー…。金髪の男の子なんてテレビでしか見たことがなかったんだよー」グスグス 京太郎「いえ、全然怒ってないですよ!」アセアセ (しかし背が高い人だな…2メートル近いんじゃないか?) 姉帯「ほんとー?」 京太郎「はい、本当です」 姉帯「よかったよー。3年の姉帯豊音だよー。よろしくねー」 64 名前:きっと揃って近くの大学に進学するからぼっちじゃないよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 40 14.35 ID 1LnFi1+X0 京太郎(お、こっちは同級生かな?先輩ばっかりじゃなくてよかった) 胡桃「さっきはトヨネがごめんね、悪気はないから許してあげて?」 京太郎(先輩を呼び捨てか、フランクな部活なんだな) 胡桃「鹿倉胡桃!よろしく!」 京太郎「許すも何も最初から怒ってないよ」 京太郎「こちらこそよろしく!」 京太郎「いやー、先輩ばかりかと思ってたけど同級生がいてくれて良かったよ」 塞「えっ」 胡桃「」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 49 06.11 ID 1LnFi1+X0 京太郎「すみません、3年の先輩だったとは!」 胡桃「どうせ私はチビですよ!…ってウソウソ」 胡桃「年下に見られるのは慣れてるよ。お互い許しあっておあいこってことでいいよね!」 京太郎(良かった、いい人で…) 胡桃「ほらっ、シロも自己紹介!」 シロ(ダルい…) 72 名前: 68 すまんやめるわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 54 38.34 ID 1LnFi1+X0 シロ「小瀬川白望…。3年…」 シロ「……終わり」 京太郎「よ、よろしくお願いします」 京太郎(なんだろうこのほっとけないオーラは) 京太郎(雑用魂が疼く…!) 自己紹介だけでこんなに手間取るとは思わんかった。SS書く人ってすげーな 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 10 17.21 ID 1LnFi1+X0 ・地区予選開始までの14日、一日二回安価で行動 ・内部パラメーターに麻雀力と好感度がある ・特訓によって(京太郎も含めて)メンバーの麻雀力を上げられる。〇〇と特訓って書くと麻雀力上昇は二人だけど好感度も上がるかもしれない ・ある程度麻雀力を上げないと清澄にゴッ倒される ・好感度が低いと難易度の高い安価は失敗する確率が高い じゃあ童貞だけど続けます 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 11.84 ID 1LnFi1+X0 あ、安価は自由だけどあんまりにも無理そうなのが来たら下にするよ 京太郎も個人戦に出ます 地区予選開始まであと14日 京太郎「大会までもうあまり日がないな」 京太郎「今日は何をしよう?」 95 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 42.25 ID byx/9xc4O 姉帯さんと麻雀 101 名前: 92 あんたじゃないと思う。初SSだし…[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 24 21.17 ID 1LnFi1+X0 京太郎「姉帯さん、麻雀の特訓に付き合ってもらえませんか?」 姉帯「特訓?いいよー。頑張ろーねー!」 姉帯「それにしても、この時期になって後輩が出来るなんてちょーうれしーよー!」 京太郎「そういえば全員3年生ですもんね」 (そうは見えない人もいるけど…) 姉帯「須賀君は人生初の部活の後輩だからねー。ビシビシしごいちゃうよー」 京太郎「ハハ、お手柔らかにお願いします…」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 101 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 26 15.41 ID 1LnFi1+X0 すまん思いの外レスが付いてた 105 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 32 36.11 ID 1LnFi1+X0 結果→失敗 姉帯「ごめんね、須賀くん…」 姉帯「走り込みって麻雀には関係ないよね…」 京太郎(そらそうよ) 京太郎「で、でも体力は付いた気がしますよ!」 京太郎「野球選手とか目指しちゃおうかな、ハハ」 姉帯「優しいね、ありがとー」クスッ 好感度アップ! (やっぱアナウンスすることにします) 麻雀力変動無し 112 午後は何をする? 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 33 31.03 ID g0d4350F0 姉帯さんとブー麻雀 118 名前:すまんブー麻雀調べてたら時間掛かったわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 43 28.47 ID 1LnFi1+X0 姉帯「今度こそ汚名返上で麻雀の特訓だよー」 姉帯「ブー麻雀の特訓をするねー」 京太郎「ブー麻雀?」 姉帯「うん、ブー麻雀っていうのはかくかくしかじかっていうルールだよー」 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E9%BA%BB%E9%9B%80 京太郎「なるほど、決着が早いんですね」 姉帯「点数計算も鍛えられるルールなんだー」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 120 128 名前:コンマ運ないなぁ、ゴッ倒ルートか 117出来る範囲でがんばるよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 48 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「初心者にはハードルが高いルールでしたね…」 姉帯「うう…、ごめんね、ごめんね須賀くん…」グス 京太郎「ああ、泣かないで下さい!特訓は上手く行かなかったけど豊音さんが俺のことを考えてくれてるのはすごく伝わりましたから!」 姉帯「グスッ、うん、ありがとー…」 好感度アップ! 麻雀力変動なし 130 名前:姉帯さんはきっと人教えるのに向いてないんやな[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 51 43.07 ID 1LnFi1+X0 ミスって名前呼びさせてもた 128 豊根さん→姉帯先輩に変換よろしく 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 52 36.70 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと13日 京太郎「麻雀はさっぱり上手くならないけど姉帯先輩とは少し仲良くなれた気がするぞ!」 京太郎「さて今日は何をしようかな」 133 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 53 01.67 ID J4dRZFkP0 17歩 137 名前:シロが「ダルい…」としか言わない風潮[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 57 11.01 ID 1LnFi1+X0 塞「今日は部内で17歩大会をやろう!」 京太郎「カイジに出てくるあれですね」 http //lenai.sakura.ne.jp/text/17.html エイスリン「……」カキカキ 札束の絵 胡桃「お金は賭けないよ!」 姉帯「でも負けたら罰ゲームとか面白いかもー」 シロ「ダルい…」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 01 33.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「結局優勝者が最下位に一つ命令を出来るルールになったぞ」 京太郎「ここは勝つしかない!」 特訓成功判定 0~30 最下位 31~80 その他 81~99 優勝 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 02 09.95 ID 1LnFi1+X0 安価入れ忘れてた 144 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 05 35.46 ID 1LnFi1+X0 わかりにくかったか。その他=2~5位な 大成功ではないけど麻雀力やや多めにアップって感じの位置づけ。続き書いてくる 155 名前: 153 (はちゃめちゃしても)ええんやで[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 11 42.72 ID 1LnFi1+X0 京太郎(このルールならオカルトは関係ない。手作りと読みの勝負ならチャンスはあるはずだ!) …… 京太郎(決勝で負けはしたものの2位だったぞ!ちょっとは手作りが上手くなった気がする) 全体麻雀力アップ!京太郎麻雀力アップ! 罰ゲームはビリだった姉帯さんに優勝者シロが逆充電でした 午後は何をする? 157 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 12 27.61 ID xKpxo2Fm0 プールに行こう 161 名前: 158 画像班はよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 17 20.48 ID 1LnFi1+X0 京太郎「突然ですがプールに行きましょう!」 一同「え?」 京太郎「最近練習ばかりでしたし、リフレッシュも大事ですよ!」 成功判定 姉帯、エイスリン コンマ31~99 塞 コンマ41~99 シロ、胡桃 コンマ51~99 163で判定 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 23 43.10 ID 1LnFi1+X0 判定→全員成功 姉帯「わー、みんなでプールかー。ちょー楽しそーだよー!」 塞「うん、たまには息抜きも必要よね」 エイスリン「プール イク!」 胡桃「こら、シロ!逃げないの!」 シロ(ダルい…) 塞「じゃあ一旦解散して、1時間後に市民プール前集合ね」 京太郎(みなぎってきた!) 172 名前:サンキュー 162 166[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 30 19.68 ID 1LnFi1+X0 ちょいごめん、このシーン時間掛かりそうだわ ちくしょー、参考画像さえあればー 177 名前:地の文とかむりぽ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 46 28.83 ID 1LnFi1+X0 須賀京太郎は幸福の絶頂にいた 白いワンピース型の水着を着たエイスリンは控えめに言って天使であったし、 塞はバランスの取れた肢体をチャイナドレスを連想させる水着に包み、妖艶ささえ醸し出している。 胡桃とシロは学校指定の水着を着ているが、胡桃の姿はその手のマニアに大受けしそうな可愛らしさであり、 シロの方は意外と大きな胸がスク水で強調されてイケナイ気持ちになりそうだ。 しかしなんといっても圧巻なのは豊音だ。モデル並のスタイルに黒のビキニとパレオ、そりゃ弾道も上がるというものである。 京太郎「ここが天国か…」 ???「天国?」 誰に話しかけられた? 179 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 47 26.71 ID z3OXEdMv0 エイスリン 186 名前:初SSやし大目に見てくれ もうやめるよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 02 57.82 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「テンゴク?」 どうやらエイスリンに独り言が聞かれてしまってたらしい。 流石にプールにまでスケッチブックは持ち込んでいないようだ。 京太郎「はい、エイスリンさんたちが綺麗で、幸せだなって」 エイスリン「…!…ワタシ、キレイ?」 京太郎「は、はい。天使みたいだなって思いました!」 エイスリン「~~~ッ!」タッタッタ 京太郎(あ、行っちゃった…。顔真っ赤で可愛かったなぁ先輩) その後部活の皆と合流し、日が暮れるまで遊んだのであった 全員の好感度アップ! エイスリンの好感度アップ! 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 06 38.13 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと12日 京太郎「昨日は有意義な一日だったな!」 京太郎「今日は何をしよう?」 193 193 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 07 35.33 ID 751EHdYi0 麻雀 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 10 37.37 ID 1LnFi1+X0 京太郎「昨日遊んじゃった分、今日は部活で特訓だな!」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 199 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 20 26.73 ID 1LnFi1+X0 結果→成功 京太郎「リーチ!」 豊音「追っかけるしー」 京太郎「げっ!?」 塞「させない!」 モノクル 京太郎(臼沢先輩ありがとう…) 「ツモ!2000、4000!」 シロ(親被った…) 塞「今日はよかったね、須賀くん」 京太郎「結局3位でしたけどね」ハハ… 全体麻雀力アップ! 京太郎麻雀力アップ! 午後はなにをする? 212 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 21 28.03 ID xKpxo2Fm0 瞑想 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 24 01.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎(よし、午後は瞑想することで精神ポイントを獲得するとともに体力を回復するぞ!) 京太郎(ピンチ4とか欲しいしな!) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 220 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 26 57.16 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(邪念を捨てて自然と一体となる…) 京太郎(しかし昨日のエイスリンさんは可愛かったなぁ) 京太郎(他のメンバーの水着姿もすばらだった…) 京太郎(いかん鼻血が…) 麻雀力変動なし ごめんごはんたべたい 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 29 42.69 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと11日 京太郎「瞑想は失敗したがやはり牌に触れたら麻雀って上手くなるもんだな」 京太郎「今日は何をしよう」 239 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 30 17.00 ID H6ikdujw0 たまには雑用 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 33 23.42 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いつもお世話になってる先輩たちにお礼がしたいな」 京太郎「大会前なのに俺の指導に時間使わせちゃってるし」 京太郎「よし、今日は雑用として頑張るか!」 飯食ってきます 落ちたら立て直すから保守はいらないよー 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 47 59.49 ID 1LnFi1+X0 パスタ食べながら書く。ペースは遅くなるかも。保守ありがと 京太郎「…というわけで今日は何でも言いつけて下さい!」 塞「そんなに気を使わなくても良いのに…」 姉帯「そうだよー?須賀君に教えることで基本を復習できてるしねー」 エイスリン「……」コクコク 京太郎「……」 京太郎「前にいた高校ではいつも雑用ばかりで、それはそれでやりがいがあったんですけど」 京太郎「こっちに来てから先輩たちに指導してもらえて、日々成長してることが実感出来て、本当に嬉しいんです」 京太郎「だから少しでも恩返しがしたいんです。俺に雑用させて下さい!」 胡桃「須賀君…」 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 56 36.77 ID 1LnFi1+X0 シロ「わかった、そこまで言うんならお願いする…」 塞「シロ!?」 シロ「私の注文は厳しいよ…?」 京太郎「はい、何でも言って下さい!」ニッコリ シロ「お腹減った」 京太郎「タコスとサンドイッチ作って来ました!皆さんも食べてみて下さい!」 エイスリン「……」パァァ 姉帯「何これちょー美味しいよー!」 シロ「喉かわいた」 京太郎「コーヒーと紅茶と緑茶入れて来ました」 胡桃「はや!」 塞「しかも美味しい…」 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 02 22.81 ID 1LnFi1+X0 シロ「ダルい」 京太郎「マッサージでもしましょうか?」 塞「せ、セクハラにならないかな…」 シロ「トイレ」 京太郎「そ、それはちょっと…」 胡桃「こら!」 シロ「…満足した」 京太郎「ありがとうございます!」 姉帯「あはは、今日の須賀君執事さんみたいだよー」 京太郎「師匠が本物の執事さんなんですよ」 京太郎(ハギヨシさん元気かなぁ) 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 07 31.91 ID 1LnFi1+X0 部員の好感度が上がった! シロの好感度が上がった! (雑用イベント初回ボーナス) 京太郎「先輩たちに満足してもらえてよかった!」 京太郎「さて午後は何をしようかな?」 282 282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 08 04.27 ID z3OXEdMv0 特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ! 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 11 37.96 ID 1LnFi1+X0 塞「さて、須賀君のお陰でモチベーションも上がったことだし」 塞「午後は特訓するぞ、特訓するぞ、特訓するぞ!」 エイスリン「……」カキカキ 尊師の絵 胡桃「やめなさい!」 特訓成功判定(モチベーションアップにより+10補正) 0~10 失敗 11~68 成功 69~99 大成功 293 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 17 06.39 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 シロ「ロン、3900…」「ツモ、3100、6100…」「ロン、8600…」 塞(見た目じゃ分かりにくいけどシロがやる気出してる!?) 京太郎「シロ先輩すごいなぁ。よーし、俺も負けてられないぜ!」 姉帯「うわあ、須賀君もすごいやる気だよー」 エイスリン「……」カキカキ 炎の絵 全体麻雀力がグーンとアップ! 京太郎の麻雀力がアップ! 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 07.43 ID 1LnFi1+X0 トシさんは残り一週間で出すつもりでした (安価で出してくれても)ええんやで 地区予選開始まであと10日 京太郎「やっぱ俺雑用の才能があるのかもしれないな…」 京太郎「雑用したら麻雀の方まで調子が上がるとは…」 京太郎「さて、今日は何をしようかな」 319 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 49.92 ID KRZae3Ip0 雑用しながら麻雀 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 58.83 ID H6ikdujw0 318 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 09.47 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、今日も雑用をするぞ!」 …… 胡桃「ダメ!」 京太郎「え、どうしてですか?」 姉帯「だって、須賀君も個人戦に出るんでしょー?雑用ばかりじゃダメだよー」 京太郎「先輩…」ジーン 京太郎「じゃ、じゃあ一人だけお世話しながら特訓ってことで!」 胡桃「むぅ、それならまぁ…」 誰をお世話する? 329 329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 40.03 ID z3OXEdMv0 胡桃 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 33 55.92 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ胡桃先輩に正心誠意お仕えするってことで」 胡桃「えぇ!?」 京太郎「俺の事考えて雑用禁止してくれたのが嬉しかったですから」ニッコリ 胡桃「うぅ…じゃあ、お願いするね!」 京太郎(あれ?ちょっと顔赤い?) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~66 成功 67~99 大成功 346 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 39 40.63 ID 1LnFi1+X0 京太郎(どうしてこうなった…) 胡桃「充電!充電!」 エイスリン「……」ジトー 姉帯「わぁー!わぁー!」/// 京太郎(先輩方の視線が痛い…) 京太郎「あ、あの…胡桃先輩?流石にこれは…」 胡桃「正心誠意仕えてくれるんでしょ?」 京太郎「ぐぬぬ…」 胡桃(先輩をドキッとさせた罰だよ!) 胡桃の好感度がグーンと上がった! 全体麻雀力が上がった! 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 41 49.66 ID 1LnFi1+X0 京太郎(胡桃先輩いい匂いがしたな…) 京太郎(いかんいかん、気を取り直して午後何をするか決めよう!) 369 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 42 35.75 ID XE//k9Fq0 エイスリンと特訓 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 45 58.70 ID 1LnFi1+X0 京太郎「エイスリンさん、午後の特訓に付き合ってもらえませんか?」 エイスリン「!……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「やった!」 0~20 失敗 21~67 成功 68~99 大成功 385 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 49 17.56 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(流石に絵だけじゃ教わるのに限界があったか…) エイスリン「……」カキカキ ペコペコしてる人の絵 京太郎「ああ、エイスリンさんは悪くないから!謝らないで下さい!」 エイスリンの好感度アップ! 麻雀力変動なし 行動選択安価はもうちょっと遠目の方がいいのか 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 51 59.68 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと9日 京太郎「さて、予選開始までいよいよ10日を切ってしまった」 京太郎「頑張らないとな!」 京太郎「さて、何をしようかな」 409 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 52 22.00 ID I1fLQFGp0 シロとだらだら 418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 39.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、シロ先輩とダラダラしよう!」 難易度極低 0~7 失敗 8~67 成功 68~99 大成功 420 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 56.33 ID XE//k9Fq0 こい! 430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 59 43.79 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「シロ先輩、ダラダラしましょう!」 シロ(なんであんなに意欲的にダラダラしたがってるんだろう…) シロ「いいけど…」 京太郎「じゃあお茶入れてきますね!」 シロ(ダラダラ…?) 京太郎「こうしてると落ち着きますねー」 シロ「……そうだね…」 存分にダラダラした! シロの好感度がグーンと上がった! 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 22.95 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、ダラダラしたなー」 京太郎「シロ先輩といるとすごく落ち着けるな!」 京太郎「午後は何をしよう?」 438 438 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 58.71 ID z3OXEdMv0 塞と特訓 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 06 44.52 ID 1LnFi1+X0 京太郎「塞先輩、特訓お願いしていいですか?」 塞「え?私?もちろんいいけれども」 京太郎「ありがとうございます!いや、最近塞先輩とあんまり喋れてない気がしたんで…」 塞「それは描写されてないだけだよ!?」 京太郎(描写?) 成功判定 0-20 失敗 21-77 成功 78-99 大成功 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 07 24.77 ID 1LnFi1+X0 すまん 447 458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 11 52.74 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「塞先輩って教え方上手いですよね」 塞「トシ先生の一番弟子だからね。自称だけど」フフ 京太郎「トシ先生って顧問の先生ですよね?まだ一度も会えてないですよ」 塞「今は出張中だからねー。もうすぐ戻ってくるけど。すっごく麻雀が強い素敵な人だよ」 京太郎「へぇ、早く会ってみたいなー」 塞の麻雀力アップ! 京太郎の麻雀力アップ! 塞の好感度アップ! 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 14 37.83 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと8日 京太郎「いやー、昨日は久々に塞さんと話せた気がするぞ!」 ←気のせい 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 462 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 15 15.22 ID I1fLQFGp0 みんなで特訓 トシが指導 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 21 46.69 ID 1LnFi1+X0 もうちょっと妙な安価も多くなると覚悟してたんだが、難易度のバランスミスったかもしれんな 塞「さて、今日も特訓しよう!」 姉帯「みんなで特訓だー」 エイスリン「オー!」 ???「おや、盛り上がってるねぇ」 胡桃「あ、トシ先生!おかえりなさい!」 シロ「おかえりなさい…」 京太郎(あの人が昨日塞先輩が言ってたトシ先生かー) 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 02.44 ID 1LnFi1+X0 妙な安価しろってことじゃないからね。ヌルゲーになっても怒らないでねってことや トシ「それで…、君が新入部員の須賀君?」 京太郎「はい。新入部員の須賀京太郎です!ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!」 トシ「ハハ、礼儀正しくて元気な子だねぇ。こちらこそよろしく」 トシ(麻雀力はそれほどでもないけれど…高い潜在能力は感じるね) トシ「じゃあ久々に皆の指導をしようかね」 胡桃「やった!」 成功判定(トシさん初回イベントに付き判定+15) 0-5 失敗 6-65 成功 66-99 大成功 489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 34.46 ID 1LnFi1+X0 またやらかした 493 510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 34 42.12 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 京太郎(なんだこの人…) 京太郎(圧倒的な強さもあるけれども、それ以上に指導のひとつひとつが的確だ…) 京太郎(この人がウチの顧問なのか…。確かに全国も夢じゃない!) トシ「さて、ちょっとした用事があるから、今日はこれくらいにしておこうかねぇ」 一同「ありがとうございました!」 全体麻雀力がグーンと上がった! 513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 18.82 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、すごい人だったな…」 京太郎「さて、午後はどうしよう?」 516 516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 46.61 ID xzwHrf+60 能力開発 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 41.23 ID 1LnFi1+X0 京太郎(実はさっきトシさんに、麻雀力が大幅に上昇する潜在能力解放法を教わったんだよな) 京太郎(リスクも高いらしいけど…どうしよう?) 527 やる?やらない? やらない場合は通常特訓。キャラ指定特訓も可 527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 55.83 ID aljJS13s0 やる 534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 42 51.94 ID 1LnFi1+X0 能力開発 難易度高 0-36 失敗 37-76 成功 77-99 大成功 536 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 48 05.06 ID 1LnFi1+X0 京太郎「えーと、ここに電極を挿せばよかったんだっけ?」 京太郎「これでスイッチオン!」 京太郎「って痛い痛い痛いぎゃああああああああああああああああ」 ……… ……… 京太郎「はっ、意識を失っていた…」 京太郎「身体も動かないだと…」 京太郎「くそっ、失敗か…」 麻雀力が下がった… 次の半日行動不能になります 568 名前: 559 そのアイデア頂こう[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 37.54 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと7日 京太郎「かろうじて体調不良で遅れる旨の連絡は出来たけれど、まだほとんど身体が動かないぞ…」 京太郎「これは午前は休みだな…」 ピンポーン 京太郎「ん?誰か来たのか?」 571 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 57.26 ID 1uwAVojc0 咲 593 名前:夏休み期間のつもりだから全然OK[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 58 44.49 ID 1LnFi1+X0 京太郎「親は…留守か…」 京太郎「はーい」ズルズル (身体が重い…) ガチャ 咲「京ちゃん、久しぶり!来ちゃった!」テヘ 京太郎「さ、咲!?」 608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 05 38.18 ID 1LnFi1+X0 咲「って京ちゃん大丈夫?今にも死にそうな顔してるよ!?」 京太郎「ああ…昨日ちょっとな…。すまないけど肩貸してくれないか…?」 咲「う、うん!」 (京ちゃんの匂いだぁ♪) ……… 京太郎「それでわざわざ俺に会いに来てくれたのか…。嬉しいよ」 咲「あはは、タイミングは悪かったみたいだけどね…」シュン 京太郎「そんなことないって!体調悪い時って人恋しくなるもんじゃん?」 京太郎「咲が来てくれて嬉しいよ」ニッコリ 咲(恋しいって言った!今私のこと恋しいって言ったよ!) 622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 11 16.26 ID 1LnFi1+X0 京太郎「それで、いつまでこっちにいられるんだ?清澄ももうすぐ地区予選だろ?」 咲「うん、ホントはもっと早く来る予定だったんだけど、電車に乗り間違えちゃって…」 咲「明日にはもう帰らないと行けないんだ…」 京太郎(それでお土産が大阪名物たこ焼きクッキーなのか) 京太郎「まぁ、じゃあ今日は家でゆっくりしていけよ」 京太郎「俺は午後から部活に行こうと思ってるんだけどな。良かったら一緒に来るか?」 咲「部活?」 京太郎「ああ、こっちの高校にも麻雀部があったんだ。結構俺も強くなったんだぜ?」 咲「ふーん…」 627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 14.14 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、幼馴染っていいものだな!」 京太郎「咲の看病のお陰で体調もマシになったぞ!」 京太郎「さて午後はどうしようかな」 630 630 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 37.31 ID z3OXEdMv0 姉帯さんと特訓 643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 20 07.69 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ俺は部活に行くけど咲はどうするんだ?」 咲「…行くよ」ニコォ 京太郎「お、おう。じゃあ一緒に出るか!」 (なんだこのプレッシャー…) ……… 部室 京太郎「というわけで長野からわざわざ来てくれた幼馴染です」 咲「宮永咲です。よろしくお願いします」ニコニコ 姉帯「咲ちゃんって言うんだー。よろしくねー」 (宮永って確かチャンピオンも…偶然?) 京太郎「あれ、今日は豊音先輩だけなんですか?」 豊音「そうだよー。今日は自主練なんだってー」 京太郎「じゃあ特訓お願いしても良いですか?」 豊音「もちろん!まかせてよー!」 650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 26 04.05 ID 1LnFi1+X0 豊音「じゃあ折角だし三麻でもやろうかー」 咲「いいですね!」ニコニコ 京太郎「よろしくお願いします!」 (豊音パワーアップイベント前なので、力関係は原作ママです) 難易度 激高 0-12 大失敗 13-72 失敗 73-92 成功 93-99 大成功 654 677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 33 34.54 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 イメージ:カン、もいっこカン、もいっこカン、もいっこカン… 姉帯「そ、そんなー…」グス (まるで歯が立たないなんて…) 京太郎「咲…」 咲「どうしたの京ちゃん?」クスクス 京太郎「い、いや…」 (今日の咲の打ち筋…鬼気迫ってたな…) 咲「ほら、麻雀なら私が教えて上げるから、家に帰ろ?」グイグイ 京太郎「お、おい咲!すみません、豊音先輩!失礼します!」 --- 姉帯「………」 (やっぱり宮永ってあの…) 姉帯「強くならなきゃだよー」グス 好感度変動なし 麻雀力変動なし 693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 41 11.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「咲!どうしてあんな…」 咲「え?私は普通に麻雀を打っただけだよ?」 咲「おかしな京ちゃんだなぁ」クスクス 京太郎「………」 (あんな力を誇示するような麻雀…どうして…) 咲「ね、あんな先輩より私の方がずっと麻雀強いでしょ?」 咲「だ、だからさ、強くなりたいなら私が麻雀教えて上げるよ!」 咲「ネット麻雀でチャットしながらさ、楽しいよ?」/// 京太郎「………」 (まさか…俺のせいなのか?) 京太郎「俺はさ、あの先輩たちと本気で全国目指してるんだ」 咲「!?」 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 48 18.64 ID 1LnFi1+X0 京太郎「だから…、だから清澄とは敵同士だ」 咲「……嘘」 咲「京ちゃんが私の…敵?」 京太郎「……ああ」 咲「京ちゃん、その冗談全然面白くないよ?」アハハ 京太郎「………」 咲「そっか…。そうなんだ…」 咲「…私長野に帰るね、特訓しなきゃ」 京太郎「お、おい」 咲「次会う時は敵同士だね、京ちゃん」ニッコリ タッタッタ 京太郎(あっちは駅じゃないんだが…) 京太郎(大変なことになった気がするな…) 723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 52 46.08 ID 1LnFi1+X0 魔王化なんてさせるつもりじゃなかったのに,、お前らの期待に応えようとした結果がこれだよ 地方予選開始まであと6日 京太郎「咲のやつメールに返信もしてこないし大丈夫かな…」 京太郎「まぁいい、昨日はあまり練習にならなかったし、切り替えていこう!」 京太郎「さて、何をしようかな」 727 727 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 53 19.59 ID z3OXEdMv0 皆で特訓するぞ! 737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 57 09.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「今日も今日とて特訓だ!」 京太郎「豊音先輩、昨日はごめんなさい!一人残していく形になっちゃって…」 姉帯「ううん、全然いいよー。折角来てくれた幼馴染なんだもんねー」 姉帯「それにしても咲ちゃん強くて驚いたよー。私も頑張らなきゃだねー」 京太郎「はい、特訓頑張りましょう!」 成功判定 0-19 失敗 20-72 成功 73-99 大成功 741 760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 03 38.74 ID /+DEBc+k0 判定→大成功 姉帯「ポン、ポン、ポン、ポン」 姉帯「一人ぼっちじゃないよー」 姉帯「ツモ、6000オールだよー」 塞「塞ぎきれない…!?」 京太郎(姉帯さん、今日は全開だなー) 京太郎(よし、俺も全力だ!) 全体麻雀力がグーンと上がった! 午後は何をする? 764 764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 04 28.70 ID za0SfA9S0 全員でだらだら 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 07 58.02 ID hOj0ZdmS0 全員でダラダラ 難易度低 0-9 失敗 10-69 成功 70-99 大成功 787 800 名前:正直に言うとここまで続くとは思ってなかった。どうしよ[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 13 39.49 ID hOj0ZdmS0 判定→成功 京太郎「午前中の特訓で燃え尽きたぜ…真っ白にな…」 京太郎「というわけで午後は全員でダラダラしましょう!」 シロ「異議なし…」 塞「シロの反応はやっ!…全員って私達も?」 京太郎「もちろんです!」 姉帯「みんなでダラダラっではじめてかもー」ワクワク エイスリン「……」コクコク 塞「ちょ、ちょっと胡桃!なんとか言ってやってよ!」 胡桃「……」 胡桃「めっ」 塞「oh…」 (胡桃の注意がゆるくなってる…) 825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 16.81 ID hOj0ZdmS0 805 そこはご都合主義ってことで とりあえず次スレ立てるにしても2はつけないことにするよ 流れ早くて焦るし 京太郎(さて、お茶を入れてダラダラしているのはいいのだが) 京太郎(ちょっとした刺激は欲しいな) 京太郎(誰かと話でもしようかな) 828 828 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 28.83 ID mPWnnxWQ0 姉帯さん 848 名前: 843 ぶっちゃけそこにインスパイアされとる[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 25 24.64 ID hOj0ZdmS0 京太郎(よし、豊音先輩と話をしよう) 京太郎「豊音せんぱーい」 姉帯「ん?どうしたのー?」 京太郎「いえ、改めて昨日のことを謝ろうと思いまして…」 姉帯「あはは、本当に須賀くんは気を使えるいい子だねー」ヨシヨシ 京太郎(な、撫でられてるだと…?) 京太郎(男としては複雑な気分だが、年上のスタイル抜群なおねぇさんに甘やかされる感覚、すばらだ!) 京太郎「ちょっと先輩、やめてくださいよ!」 姉帯「あ、ごめんねー。嫌だったよねー」シュン 858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 32 02.08 ID hOj0ZdmS0 京太郎「いえ、嫌なわけ無いじゃないですか!でもその、恥ずかしいんで…」 一同「……」ジー 姉帯「あ、あははー。みんなに見られてたみたいだねー」テレ 胡桃「こら!トヨネ!須賀君!」 胡桃「風紀を乱しちゃダメ!」 姉帯、京太郎「ごめんねー」「すみません…」 シロの好感度アップ! 姉帯さんの好感度アップ! 870 名前: 868 YES[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 18.22 ID hOj0ZdmS0 スレタイは参考にさせてもらうやで 地方予選開始まであと5日 京太郎「結局あの後怒られたり冷やかされたり散々な目にあったな…」 京太郎「でもあの撫でられる感覚は癖になりそうだ…」 京太郎「機会があったらまた撫でて欲しいかもしれん」 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 873 873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 47.94 ID oUOEBuAE0 姉帯さんと麻雀と添い寝でお昼寝 885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 41 18.09 ID hOj0ZdmS0 麻雀で添い寝でお昼寝ってどういうことなの…。シチュが浮かばないんでちょっと休憩 落ちたらまたVIPに立てると思います。SS速報で好感度、麻雀力引き継ぎで1からってのも面白いかもしれんけど SS書くってこんな労力かかるとはしらなかった。これからはもっと書いてる人に敬意を払って読むことにするわ 902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 48 36.06 ID hOj0ZdmS0 SS速報だとリスペクトしてるスレと被りまくるから悩むなー。俺もあっちのスレ追いかけないといけないし しかしVIPでパートスレとして叩かれるのもつらいんだよな。メンタル弱いから 何にせよ立てるなら明日の夜になるとおもいますです 914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 59 34.94 ID hOj0ZdmS0 911 SS速報はhtml化されて落ちても残るんじゃねー?知らんけど 人気のSSはWIKI作られたりするやで 919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 13 19.40 ID hOj0ZdmS0 すまん、このスレ1から見直してたけど信じられんくらいミスが多いわ やっぱりSS速報で好感度、雀力引き継ぎで1からやることにします。安価取ってくれたみんなすまんな 麻雀から添い寝の流れも必ず挟むから許してくれ… 927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 21 59.85 ID hOj0ZdmS0 925 そういう意見があるのも当然だよな。ホント申し訳ない 言い訳になるけど、最初はこんなに伸びるとは思ってなかったんや。初SSだったし そのせいで序盤かなり適当に進めてしまったのが痛かった。 SS速報移るからにはクオリティも上げていきたいと思うから許してくれ
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京太郎「…」 咲「…」 京太郎、咲「「最初はグー!」」 咲「じゃんけんポン!」 京太郎「あっちむいてホイ!」↑ 咲「ホイ!」↑ 京太郎「ッシャア!!」 咲「ぐぬぬ…」 和「…なにをしているんでしょうか」 優希「あれだじぇ、どちらがジュース買ってくるか賭けてるんだじぇ」 咲「じゃあ買ってくるね、何がいい?」トテトテ 京太郎「じゃあコーラ頼むわー」 和「…私たちもやりましょう」 優希「のどちゃんのそういう意味不明なところ、嫌いじゃないじぇ」 和、優希「「最初はグー!」」 和「じゃんけんポン!」 優希「あっちむいてホイ!」→ 和「ほ、ホイ!」アタフタ→ 優希「…もしかして」 和「ち、違います!!決してつられやすいとかではなくて」アタフタ 優希「おーい、京太郎!こっちに来るんだじぇ!」 和「ちょ、ゆーき!」 京太郎「お、なんだなんだ?我らが部長様の弱点でも見つかったのか?」 優希「その通りだじぇ!のどちゃんとあっちむいてホイをしてみるがいい!」 京太郎「?、あっちむいてホイ」↑ 和「ほ、ホイ!」↑ 京太郎「…いま、明らかに遅れてたのに上向いたよな」 和「違います!ええ、これは突然やられたから…」 咲「あっちむいてホイ!」→ 和「ふぇえ!?ホイ!」→ 京太郎「…」 咲「…」 優希「…」 和「あのですね、その、慣れていないから仕方ないじゃないですか!!」 咲「へー、和ちゃんってこういう系苦手なのかな?」フフン 和「むむ!咲さんにそう言われるのは心外ですね!」プンスコ! 咲「あっちむいてホイ!」↓ 和「ほ、ホイ!」↓ 京太郎「あはははははは!!は、腹がよじれる!!」 優希「いっひひひひひ!!!も、もうやめるんだじぇのどちゃん!!」 和「うぅ…部活の皆がいじめてきます…」 咲「ふふふふ!和ちゃんいじめるのって楽しいね!みんなも一緒にやろうよ!」 京太郎「このド畜生発言ですよ」 優希「これはあれだじぇ、自分より低い人間を見つけて喜んでいる浅ましい姿だじぇ」 和「くっ!こういう苦手なゲームばかりやるのは不公平です!!私が得意なゲームでも勝負させてください!」 京太郎「ほう、和にも得意なゲームはあるのか?」 優希「一つ言っておくけど、パソコン使う系はダメだじぇ!」 咲「そ、そうだよ!すまぶらとかはダメだからね!!」 和「いえ、用意するのはピコピコハンマーとヘルメットです」イソイソ 京太郎「これは」 優希「もしかして…」 咲「叩いて被ってじゃんけんポン?」 和「ええそうです、まずは咲さんからどうぞ」 咲「ふふふん!これは私の十八番だよ!残念だったね和ちゃん!」 優希「そうなのか?」 京太郎「あいつ、プリンをめぐって照さんとよくやってたらしいからな」 和「油断してると危ないですよ?ケガしても知りませんからね?」 咲「それはこっちのセリフだよ!あとで泣いちゃっても知らないからね!」 京太郎「ただ、あいつ極めすぎて照さんガチ泣きさせてたからなぁ、おととい」 優希「へぇー、あの新人王が…っておととい!!?」 和、咲「「最初はグー!」」 咲「じゃんけんポン!」パー 和「ポン!」チョキ 咲「っと」カポ 和「…」スッ 咲「あれれー?和ちゃん遅いんじゃないかな?」ニヤニヤ 和「ッラァ!!」ブン! ドゴォ! 咲「」バタン! 和「ふぅ…またつまらぬものを叩いてしまいました」 京太郎「」 優希「あ、タコス成分切れたので早退するじぇ」イソイソ 和「逃がしませんよ」ニッコリ 京太郎「ヤバいって!!乙女が出しちゃいけない声出してたって!!」 優希「さ、咲ちゃんがピクリともしてないじぇ!」 和「安心してください、お二人ともすぐにこうなります」 京太郎「おおおおおれはこんな部室にいられるか!帰らせてもらう!!」 優希「あれ?ドアが開かないじぇ!!?」ガチャガチャ 和「内側からは開かないように細工をしておきました、さあ、次はどちらですか?」 京太郎「…俺がやるぜ」 優希「京太郎!」 京太郎「大丈夫だ、先に勝って叩けばいいだけだ、もしダメだったときはこれを」スッ 優希「…分かったじぇ」 京太郎「行くぜ和!!」 和「いいでしょう!」 京太郎、和「「最初はグー!」」 京太郎「じゃんけんポン!」グー 和「ポン!」チョキ 京太郎「やった!勝った!京太郎SSカン!」ブン! 和「何か勘違いしていませんか?」パシ 京太郎「ひょ?」 和「まだ私のバトルフェイズは終了していません!!」スッ 京太郎「いやいやいや!!俺じゃんけん勝ったじゃん!!ハンマー奪わないで!!」 和「ドロー!モンスターカード!!」ブン! 京太郎「それはただのイーピン…」 ドゴォ! 京太郎「」チーン 和「ふぅ…さて、あとはゆーきだけですね」 優希「わ、私のそばに近寄るなぁーー!!!」ウワァァ!! 和「安心してください、すぐに二人に会えますよ」 優希「いいのか?私にはこれがあるんだじぇ!」スッ 和「それは…!!」 優希「そう!咲ちゃんの形見のコーラと、京太郎から渡されたメントスだじぇ!」 和「や、やめなさいゆーき!それを入れてしまったら…!!」 優希「いいや、限界だじぇ!入れるね!!今だ!!!」ポイッ ドーン! マホ「先輩方!麻雀に興味のある友達たちを連れてきました!」ガララ ムロ「こら!ノックもせずにドアを開けたらダメでしょ!」 新入生A「こ、こんにちは~」 優希「」ナゾノエキタイマミレ 京太郎「」チーン 咲「」キュー 和「ま、マホ!?ムロ!?これは違うんです!と、とりあえずコーラでも…」フキフキ ムロ「…」スッ マホ「…」ガララ 和「マホ!ムロ!?そんな目で私を見ないでください!!ドアを閉めないでください!!マホ、ムロー!!」 その後、マホムロの必死の勧誘によって新入生は入りましたが、のどっちは怖がられたもよう、それでも清澄麻雀部は平和です カン! おまけ 和「ほ、ほーら怖くないですよ~?」っチョコレート 新入生A ブルブル 優希「やめとけやめとけ!彼女の名前は原村和、この清澄麻雀部の部長だじぇ」 京太郎「少しでも間違った切り方すると、ハンマーでブン!っと」 新入生A「ひえぇぇ!!」 和「やめてください!さらに怖がられるじゃないですか!!」 咲「身から出た錆だからね、仕方ないよね?」 和「咲さんだってそんなこと言える立場じゃありませんよ!!」 咲「えっ!?私はなんにもしてないと思うけど…?」 京太郎「全国大会での虐殺を忘れたのかお前は」 優希「終始笑顔で準決勝卓を蹂躙していたのは、観てるこっちも怖かったじぇ」 咲「ほ、ほーら!アメちゃんあげるから仲良くしよ?」 和「チョコレートもありますよ!」 新入生A プルプル マホ「ふぅ…私が言うのもなんですが、この部活大丈夫なのでしょうか?」ハテナ? ムロ「…私もそう思う」 モウイッコカン!
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IF 原作に行った京太郎 咲「起きて、起きてよ、京ちゃん」 京太郎「うん…あれ、なんで咲がいるんだ?俺は確か岩手に居たはずじゃ…」 咲「何言ってるの?それよりはやく部活に行こうよ」 京太郎「部活?ああ、麻雀部か」 咲「今日の京ちゃん何か変だよ」 京太郎「いや、変なのは咲の方だろ」 ーーーーーーー 咲「部長、京ちゃんが変なんです!」 久「須賀君が変なのはいつもの事でしょ?」 京太郎(須賀君?) 咲「そうなんですが…なんかこう違うんです」 久「そうなの、須賀君?」 京太郎「いやまあ…俺は普通ですよ」 久「ほらこう言ってるわよ咲」 咲「うぅ…」 京太郎「すいません、少し席を外しますね」携帯を取り出して 久「そう。行ってらっしゃい」 京太郎「はい」手が震えている ダッ… 久「あれは変ね…」 咲「えっ?」 久「いつもの須賀君の表情ではなかったわ」 ーーーーーーー 京太郎「あった…」 連絡先 父親 母親 京太郎「……義姉さん達の連絡先がない…それに豊音達のも。今は五月の半ばだから答えは一つか」 京太郎「ここは別世界か」 To Be Continued
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【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ統合スレ 11 h11-1 京太郎熟睡・マホ編 h11-2 京太郎熟睡・プロ編 h11-3 Kちゃんぬいぐるみ、序章 h11-4 京太郎熟睡(2週目)・清澄、阿知賀編 h11-5 Kちゃんぬいぐるみ、大阪にて h11-6 Kちゃんぬいぐるみ、東京にて h11-7 Kちゃんぬいぐるみ、奈良にて h11-8 京太郎争奪戦 h11-9 京太郎争奪戦 長野 h11-10 京太郎熟睡(2週目)・白糸台編 h11-11 京・清澄 アルバム h11-12 Kちゃんぬいぐるみ、岩手、宮守にて h11-13 Kちゃんぬいぐるみ、九州にて h11-14 京・哩 h11-15 京・尭深 h11-16 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて h11-17 京・咲 h11-18 京・清澄 恋愛ハウツー本 h11-19 京・咲 h11-20 京・洋榎 h11-21 京・清澄 h11-22 京・久 h11-23 京・菫 h11-24 京・照・咲 h11-25 おもちぶらり旅・番外編1 h11-26 1年生集合させてみた その1 h11-27 京・菫 h11-28 1年生集合させてみた その2 h11-29 京・阿知賀 h11-30 京・誠子 h11-31 京・憧 h11-32 1年生集合させてみた その3 h11-33 京・憧 h11-34 1年生集合させてみた その4 h11-35 尭深 h11-36 京・淡・照 h11-37 京・淡 h11-38 2年生集合させてみた その1 h11-39 うさぎちゃんとアリスくん 第三部その1 h11-40 2年生集合させてみた その2 h11-41 うさぎちゃんとアリスくん 第三部その2
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IF 京太郎が全員とお別れをメールで送り、旅にでようとしたらどうなるか。 京太郎「よし行くか」 カピー「パカパカ(またどうして世界を見て回ろうと思ったんだ?」 京太郎「いや、世界一周の旅行券ができたから一年くらい世界を回ろうかなって」 カピー「パカパカ(ならなぜそれをメールに書かない」 京太郎「連絡が長い間とれないだけで十分だろ」 カピー「パカパカ(知らんぞ主…主のせいで日本は大混乱だ」 京太郎「なに言ってるんだ?そんなわけないだろ」 ピッ…TVをつけて アナウンサー「みてください!突如鹿児島に発生した嵐は東北に向けて進行しています」 京太郎「はっ?」 ピッ…チャンネルを変えて アナウンサー「こちらは岩手です!突如発生した暗闇により視界が見えません!」 ピッ… アナウンサー「北海道では未確認ですがドラゴンが現れたという情報が入ってきています」 ピッ… アナウンサー「ちゃちゃのんが突然の引退宣言に多くのファンが絶望に飲まれています」 ピッ… アナウンサー「ただいま入ってきた情報によると奈良にブリザードが発生したもようです……」 京太郎「……どうすればいい?」 カピー「パカパカ(世界一周旅行に行くと打っておけ」 京太郎「わ、わかった…」 カピー「パカパカ(でもまあ、手遅れだがな」 京太郎「……気のせいだと信じたい」 カピー「パカパカ(愛してると送ればすべてがなかった事になるぞ…ただし」 京太郎「えっ、もう送ったが…」 カピー「パカパカ(主の人生は男に恨まれる人生になるがな」
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番外編 京太郎と豊音のED秘話 豊音「寒いよー」 京太郎「岩手の冬も長野の冬も変わらないからな」 豊音「違うのは皆がいない事だね」 京太郎「…嫌だったか?」 豊音「うんうん。京太郎が望んだ事なら私はついていくよ」 京太郎「…ありがとう」 豊音「みずくさいよ。私達はもう夫婦なんだから」左の指輪を見て 京太郎「そうだな。ずいぶんと時間がかかってごめんな」 豊音「ぜんぜん。寧ろ二年でここまできたら十分だよ」 京太郎「二年か…長かったはずなのに短かく感じるよ」 豊音「そうだね。二年前に京太郎と結ばれて…全国優勝をしたりお姉さん達を相手に麻雀で勝利したり」 京太郎「…なあ豊音。本当に大学に行かなくてよかったのか?」 豊音「うん。勉強をしたい事もなかったしそれに…はやく京太郎の赤ちゃんが欲しかったから」ニコ 京太郎「うっ…ああもう、豊音がかわいすぎる」 豊音「き、急にどうしたの?」カァァ 京太郎「なんでもない。こんな俺と居てくれてありがとうな」 豊音「全国男子麻雀三連覇で三年連続エキシビションマッチで日本最強プロに勝ってる京太郎がこんなにとか言ったらだめだよ」 京太郎「……そうだな。来年から俺もプロになれるからな。これで豊音を支えることができる」 豊音「それは違うよ。私達は支えあって生きていくんだよ。辛い事も悲しい事も嬉しい事も全部共有して歩いていく。だって夫婦なんだから」 京太郎「……そうだな」 豊音「そうだよ。だからあの…その…」 京太郎「どうしたんだ?」 豊音「……して欲しいかなって」 京太郎「えっ?」 豊音「危険日だからあの抱いて欲しいかな」カァァ 京太郎「……」 豊音「だ、駄目かな?」 京太郎「今夜はクリスマスだからな」 豊音「えっ?」 京太郎「六時間は寝かせないからな」 豊音「あっ…うん!」 カン!
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71日目・朝- 京太郎「ふぁ~」 ハギヨシ「朝食ができあがっています」 京太郎「はい……って、はい!?」 ハギヨシ「起きた気配がしたので」フッ 京太郎「どうも、じゃあ着替えていきます、あとこの寝間着ありがとうございます」 ハギヨシ「いえいえ、それでは」シュバッ 京太郎「さて、行くかなぁ」ノビー 食堂- 京太郎「ん、おはよう」 衣「んぅ~おはよう」 透華「ふわぁ~おはようございますわ」 純「お前ら揃って」 一「兄妹みたいだね」クスッ 智紀「食事できてるよ」 京太郎「今日も二人が隣か」 一「思ったより京太郎の食べ方が普通でつまんないけど」 京太郎「失礼な奴だな!」 衣「よし、すっかり覚醒したぞ!」 京太郎「透華はまだ眠そうだけどなぁ」 京太郎(なんか話すかなぁ) 京太郎「さて、どうするかなー」 衣「みんなで外に行くとか?」 京太郎「それも良いかな、提案してみるか……」 衣「インハイもあるが?」 京太郎「それだ、あーでも今日からしっかりと計画立てれば……」 衣「うん、衣は行きたいな、みんなでどっか……京太郎と一緒に」ギュッ 京太郎「おう、そうだな」ナデナデ 透華「食事中にイチャイチャしない!」ビシィッ 京太郎「さて、どうするかな」 ハギヨシ「おや、また聞きたいことですか?」フッ ハギヨシ「いえ構いません、私はなにがあっても貴方の味方ですから」 ハギヨシ「現在の危険について、ですか特にはありませんね」フム ハギヨシ「岩手の二人も大丈夫のようですし西の方は愛宕洋榎さんのようですが問題はないでしょう、連絡も取っているようですしね」フッ ハギヨシ「東京の方も問題は無いようです、実に良い状態ですね……これなら当分は大丈夫でしょう、安心して他の方との交流を深めてください」ニコッ 昼前- 京太郎「さて、次は……」 ハギヨシ「おや、またまたですか」フッ ハギヨシ「次はなにを聞きたいのです?」 ハギヨシ「力の器について、ですか……あれはチャージするんですよ、力を」 ハギヨシ「良くわからないでしょう、あれは衣様の力を入れる入れ物です……衣様に力を注いでもらいましょう、そうすれば三度ほど能力が使えるようになるでしょうから」フム ハギヨシ「三度使ったら?使い終えたらまたチャージしましょう、すればわかりますから」フッ 京太郎「ん、次は……てかまだ昼前か」 京太郎「さて、雑用するか!」 ハギヨシ「やることは、ないことはないですが」 京太郎「じゃあ掃除します!」バッ ハギヨシ「おやおや、困ったものです」フッ 歩「仕事がとられる!?」 昼- ハギヨシ「お昼ですがどうしますか?」 京太郎「ん~」 京太郎「まだいますよ」 ハギヨシ「では食事としましょうか」 京太郎「じゃあ俺も手伝い」 歩「終わってるから」 京太郎「……」シュンッ 食堂- 京太郎「さて、ハギヨシさんのおいしいごはん~っと」 歩「私も手伝ってるんだけど?」 京太郎「ハギヨシさんの仕事に手伝うことあるんだ」 歩「た、たまに」 京太郎「美味いなやはり!」 透華「だって私の執事が作っているのですもの」 京太郎「ハギヨシさんにあまり迷惑かけんなよ?」 透華「わかっていますわ!」 衣「もうちょっとハギヨシ頼りは直さないとな!」 透華「衣が言いますの!?」 京太郎「そういや透華、今度みんなで出かけないか?」 透華「ん、なんですの藪から棒に」 京太郎「衣が行こうって」 透華「なるほど、では近々行きますわよ!」ビシィッ 一「うわ、どうしたの透華?」 純「いつものことだろ」 智紀「まったく」 衣「騒ぎすぎだぞ」 京太郎「おい透華」 透華「……」 アンテナ「」シュン 昼過ぎ- 京太郎「もう昼過ぎかぁ……」 京太郎「さて、どうしましょう一さん?」 一「なにがです京太郎さん?」 京太郎「色々となー」 一「そっかー」 京太郎「中堅としての役割果たせそうか?相手は蒲原さんだが」 一「あぁ、ワハハの人か、余裕でしょ!」 京太郎「本当に大丈夫なのか?」 一「平気でしょ、私だってパワーアップしたんだし」ニッ 京太郎「そうか、なら期待してるぜ」グッ 一「任しておいてよ、龍門渕を必ず決勝まで連れてくから!」 夕方- 透華「もう夕方だけど、良いのかしら?」 京太郎「ん、大丈夫じゃね、知らんけど」 京太郎「衣、OKだってよ」 衣「おぉ、それは僥倖!」 京太郎「はは、良かったなぁ」ナデナデ 衣「うん!」 京太郎「さて、俺も麻雀修行の旅にそろそろ出るか」 衣「またどこか行くのか?」 京太郎「でも今日ずっとここにいるんだよなぁ」 衣「時間の無駄遣いだな」 京太郎「無駄ではないだろ、みんなといれるんだから」 衣「ははっ、京太郎はそういうと思ってたよ」 京太郎「……喜んで良いのかいけないのか」ムムッ 夕方2- 京太郎「そ、そろそろ帰るか……」 ハギヨシ「おや、忠告はされましたからね?」フッ ハギヨシ「ついさっき言ったばかりだと思うのですが……?」 ハギヨシ「えぇ、女性関係の危険は皆無ですので大丈夫です」フム ハギヨシ「あとは鶴賀のみなさまには注意してください、一緒に打てば飲まれかねませんし、あとは宮永咲さんとここのみなさんとの麻雀も今の暴食の力ではやめておくべきでしょう」コクリ ハギヨシ「では、これぐらいですね」ニコッ 夜- 京太郎「うわぁ、こんな時間になってる」 透華「計画性がありませんわねぇ、いつぞやの個人戦の話を思い出しますわ」 京太郎「うっせ」 衣「道中気を付けるのだぞ京太郎!」 京太郎「おう、了解」 京太郎「さて、帰ろう帰ろう」 京太郎「ちょっと遠回りして帰るかー」 京太郎「んぁ、咲か?」 咲「ん……京ちゃん?」 京太郎「どうしたよ」 咲「ちょっと散歩してたんだよ」 京太郎「ったく、こんな夜中に」 咲「京ちゃんも一緒でしょ?」 京太郎「俺はこんなナリだから良いんだよ、送ってくから帰ろうぜ?」 咲「……うん」 京太郎(……なんか、妙な違和感がする?)ゾクッ 自宅・自室- 京太郎「ふぅ……あとは寝るだけ、ってメールか?」 京太郎「んっと?」 京太郎「ん、歩から」 差出人:歩 本文『色々とお疲れ、麻雀してなかったみたいだけどなにかあったの?』 京太郎「避けろって言われたからなぁ、夢で」 本文『特には理由はないぞ、しいていうならみんなと話したかったから、とかかな?』 差出人:歩 本文『龍門渕家を内から掌握しようというなんて、悪だね!』 京太郎「何言ってんだこいつ」 本文『お前とももっと話したかったんだけどな』 差出人:歩 本文『はいはいありがと、またね おやすみ!』 京太郎「おやすみっと……次は美穂子さんか」 差出人:美穂子 本文『先日の合宿ではあまり二人で話せなくて残念です』 京太郎「こうみると美穂子さんもメールうまくなったなぁ」 本文『そうですね、でも今度風越に行ったときとかには沢山お話しましょう!』 差出人:美穂子 本文『楽しみにしてるわね、それじゃあおやすみなさい』 京太郎「おやすみなさいっと、次は洋榎さん」 差出人:洋榎 本文『ガースーは東京行ったことあるんやろ?』 京太郎「脈絡がない!?」 本文『えぇ、何度か』 差出人:洋榎 本文『いやな、東京行くんやったらなんか色々調べようと思ったんやけど、それやったら案内してもらえばええか!』 京太郎「そういうことか」 本文『おまかせあれです!』 差出人:洋榎 本文『ん、じゃあ楽しみにしとるな! おやすみ』 京太郎「ん」 本文『こちらこそ楽しみにしてます おやすみなさい!』 龍門渕家・歩部屋- 歩「ったく、またあいつは」カァッ 歩「別に、学校でいつでも話せるのに」フッ 福路家・美穂子部屋- 美穂子「つまり京太郎君、今度風越に来てくれるってことよね」ニコッ 美穂子「そこまで遠くなくて良かったぁ、今度須京太郎君が来るのが楽しみね♪」 愛宕家・洋榎部屋- 洋榎「えへへ、その前にガースーが大阪来たらどうしよ!?いや、今度はうちが唐揚げ作ってガースーの胃を掴んで!」グッ 洋榎「そ、そのあとはうちを食べて……って早い言うとるやろが!」ビシィッ オネエチャンウルサイワ! 自宅・自室- 京太郎「さて、寝るかなぁー」 カピ「カピ!」アシタハドウスル? 京太郎「んぁ、旅行もありだよなぁ……いや、偵察だった」 京太郎「偵察に行こうッ!」グッ 京太郎「そうだ、岩手に行こう!」 カピー「カピ」イッショニイク! 京太郎「いや、ダメだろ」 カピー「ピカッ!?」ソンナッ!? 81日目終了- 82日目- 朝- 京太郎「さて、岩手行くし誰かに連絡するかな」 『トシ』 京太郎「出るかな?」 プルルル プルルル トシ『もしもし、どうしたんだい京ちゃん?』 京太郎「今日からそっちに行こうと思いまして」 トシ『そうかい、ならウチを使っていいからね』 京太郎「え、良いんですか?」 トシ『今更だろう』フッ 京太郎「あはは、返す言葉もありません」 トシ『じゃあ、放課後あたりに連絡を入れるからそれまで時間潰しててくれるかい?』 京太郎「了解っす」 岩手- 昼前- 京太郎「やることないなー、昼ついでに時間つぶすか」 京太郎(前にシロと来たファミレスだけど……まぁ昼を食うには丁度良いな!)ウン 京太郎「ふぅ、なんか落ち着くなぁ」 京太郎「ふぁ……腹八分ってとこだな、動くのダル……」グテー 京太郎(12次元の間、行くか?) 京太郎(今はやめとくか、さて夕方までドリンクバーだな)ウン 夕方- プルル 京太郎「もしもし?」 トシ『ん、授業も終わって放課後だしおいで、入る前に誰かに連絡するんだよ』 京太郎「了解です」 トシ『気を付けてね』 京太郎「さて、行くか!」スッ 京太郎「そして来たわけだが、誰に連絡するか」 京太郎「ダルがらないかな?」 プルルル 白望『もしもし?』 京太郎「おうシロ、今お前の学校の前なんだけど」 白望『すぐ行くから』 京太郎「お、おう、頼む」 白望『うん』 白望「お待たせ」 京太郎「いや、全然待たなかったぞ」 白望「そっか、じゃあ行こっか」 京太郎「おう!」 麻雀部部室- 白望「連れてきた……」ボフッ 胡桃「さっそくソファーで寝ない!」ビシッ 京太郎「どうもー」 豊音「京ちゃん、いらっしゃいだよー!」 エイスリン「イラッシャイ!」 塞「久しぶり!」 京太郎「どうも久しぶりです」 トシ「良く来てくれたね」 トシ(偵察目的だろうけど) 豊音「たくさんお話しようよー!」 エイスリン「シヨ!」 京太郎「あはは、久しぶりですねこの感覚も」 京太郎「あの、蔵に行こうと思うんですけど」 豊音「えー」 エイスリン「」シュバッ (落ち込んでる絵) 京太郎「あう、すみません」 トシ「まぁまぁ、まだ岩手にいるんだろうし良いじゃないか……そういえば新しい世界が見えるかもしれないよ?」 京太郎「へ?」 トシ(一度死んだことがあるみたいだからねぇ) 塞「誰か連れて行くの?」 京太郎「あぁ、えっと……」 トシ「どっちにしろ私は一緒に行くけどね」 京太郎(誰を連れて行くかなぁ) 京太郎「胡桃さん、行きましょうか」 胡桃「うん!」 トシ「それじゃあ言ってくるね、四人ともしっかり練習するように」 豊音「はーい!」 エイスリン「Yes!」 白望「ダル……」 塞「ほら、やるよ!」 トシ「それじゃあ行こうか」 京太郎「はい」 胡桃「うん」 12次元の鏡の間の祠のある蔵前- 京太郎「さて、来ましたね」 胡桃「うん!」 京太郎「どうしますかねー」 トシ「ちなみに、新しい世界に関しては一人で入らないと見れないからね」ボソッ 京太郎「なるほど……」ムムッ 京太郎「では、一人で行きます!」 トシ「ん、待ってるね」 京太郎「じゃあ、行ってきます!」 胡桃「気を付けてね!」 京太郎「はい!」グッ 京太郎「ん、久しぶりだなぁ」 鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」 京太郎「おう」 鏡「さぁ、今お前が選べる三つの異なる次元から、お前の記憶を呼び覚ます」 京太郎(三つの次元の俺かぁ、なんか決闘者以外の俺の顔って暗いな) 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶、新たな蘇生者の記憶……どれにする?」 鏡「なんだ、俺か」 京太郎「よう俺」 鏡「俺の力が欲しいのか?」 京太郎「お、おう」 鏡「ハァ、イラつくな、ほら……見せてやるよ」 京太郎(なんか違う……) 鏡「さぁ……地獄を楽しみなッ!!」 京太郎「!?」 ギィッ トシ「おかえり」 京太郎「はい、ってあまり時間経ってない?」 胡桃「うん、早かった!」 トシ「部室に帰ろうか、まぁ部室に帰れば解散の時刻だろうけどね」 京太郎「そうですねぇ」 麻雀部部室- 京太郎「ただいまです」 塞「おかえり、もう終わりだよ?」 白望「ダル……」グデー 豊音「ずっと打ってたからシロが限界だよー」 エイスリン「」バッ (シロがばたんきゅーしてる絵) トシ「ん、どうしたんだい?」キョトン トシ「あぁ何か聞きたそうな顔してるね、知ってることは答えるよ?」 トシ「なるほどね、それに関してはふつうのEXEDなら七月から、つまりは明々後日からいけるようになるよ」ウン トシ「七月からちょくちょく『デートをする』ってコマンドが出るようになるから、好感度がMAXでフラグが建っている相手そのあと連絡を取ってデート内で上手くやるんだね……」フッ トシ「ちなみ、『○○家EXED』や『○○高校EXED』とかをしておくと次週ではその学校から始められたりもするからね、覚えておいて損はないよ」 トシ「まぁつまり、明々後日からがEXEDへ向けての本番ってわけだ、頑張りな」 夜- トシ「さて、解散したわけだけど、このまま帰るよ」 京太郎「了解です、そしてよろしくお願いします!」 トシ「まぁいつでもおいでって言ったしね」フフッ 京太郎「晩御飯はどうします、作りましょうか?」 トシ「今日はうちにあるもので適当に作るよ」 京太郎「はい!」 熊倉トシ宅- 京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした」 トシ「お粗末さま」 京太郎「洗い物ぐらいしますよ」 トシ「じゃあお願いしようかねぇ」 京太郎「さて、洗い物も終わったし、どうするかな」 京太郎「ん、メールが来てるな」 京太郎「んっと、誰だろ?」 京太郎「ん、絹恵さんからだ!」 差出人:絹恵 本文『最近メールしてへんからしてみたよ』 京太郎「おぉ」 本文『そうですね、洋榎さんや雅枝さんとはしてるんですが』 差出人:絹恵 本文『ごめん、今日はこれで、またメールしてな♪』 京太郎「んぁ?」 本文『はい、それじゃまた!』 京太郎「どうしたんだろ、あ、照ちゃんからだ」 差出人:照 本文『最近、咲はどう?』 京太郎「ん、照ちゃんが咲を気にするなんて珍しい」 『珍しいな、照ちゃんが咲のことを気にするなんて』 差出人:照 本文『ごめん、そろそろ会うかもって思って気になっちゃってるんだと思う』 京太郎「やっぱり姉なんだなぁ」 本文『会いにくればいいのに』 差出人:照 本文『それはできないよ、だから東京で会うのを怖いけど楽しみにもしてる』 京太郎「怖い?」 本文『わかりました、じゃあ今度東京行ったときには沢山話しましょうね!』 差出人:照 本文『うん、楽しみにしてる!』 京太郎「次は、新子さんか」 差出人:新子憧 本文『えっと、最近どう?』 京太郎「あちゃー、緊張してんな?」 本文『悪くないですよ、今は岩手に旅行に来てるんです』 差出人:新子憧 本文『岩手かぁ、前に行ったなぁ』 京太郎「あぁ、例の特訓かぁ」 本文『また会えたら色々話しましょうね』 差出人:新子憧 本文『うん、リハビリだから楽しみにしてる!』 京太郎「まぁ練習といえど新子さんみたいなかわいい子とメールできてるだけ上々だしな」 本文『はい、また!』 京太郎「さて、次になにかしたら寝るか」 京太郎「ん、電話がきた」 京太郎「あれ、新子さん……もしもし?」 憧『いやさ、リハビリに付き合ってくれるってなら電話してみようかなって……い、忙しかった?』 京太郎「いや、全然、それよりそっちはまだ練習とか行ってる?」 憧『うん、週末にハルエが車出してくれてね』 京太郎「晴絵、体を労われって伝えといてくれ、無理しそうでなぁ」 憧『うん、そこは私たちも気を付けてるけど須賀君が言った方が喜びそうだし伝えとく』 京太郎「なんでオレ?」 憧『え、晴絵って京太郎のこと明らかに好きな感じじゃん』 京太郎「へ?」 憧『え、気付いてなかったの!?やば、言っちゃった!?』 京太郎「いや、まぁ落ち着いてくださいよ、よくよく思えば心当たりがないことも」ハハハ 憧『そ、そっか、じゃあとりあえずハルエには伝えとくね』 京太郎「頼む、あとなにかあったらいつでも電話くれて良いからな!」 憧『うん、ありがと、それじゃおやすみ』 京太郎「おやすみなさい!」プツッ 京太郎「さて、そろそろ寝ます」 トシ「私も隣で失礼するからね」 京太郎「はい、おやすみなさい」 トシ「えぇ、おやすみ」 82日目終了- 83日目・朝- 京太郎「ふぁ~」 トシ「京ちゃん、朝ご飯できてるよ」 京太郎「あ、どうもです」 トシ「合鍵渡しとくね、好きに出かけていいよ」 京太郎「ん、なにからなにまで」 トシ「まぁ良いって、私は朝ご飯食べたら学校に行くから、また夕方あたりに電話するね」 京太郎「はい」 京太郎「さて、トシさんも行ったしどうするかな」 京太郎(こうやってテレビだけ見てるのもなぁ、まぁそれでも良いかもしれんが、外でるのもありだよなぁ) 京太郎「外に行くか、でもどこ行くよ?」 京太郎(行きつけの喫茶店とかカッコいいよなぁ) カランカラン マスター「どうぞ」 京太郎(超渋い)ドキッ 京太郎(まぁ良いか、とりあえず端の方の席にしよう)スッ 京太郎(おいしいなぁこのコーヒー、ハギヨシさんとタメ張ってるんじゃないか?) 京太郎「ふぅ、おいしい」 マスター「どうも」フキフキ 昼前- 京太郎(さて、昼はどうするかな……) 京太郎(家で食うか、あ、トシさんに晩御飯のことも聞くかな) 京太郎(飯を作るぐらいしないとな!) 熊倉トシ宅- 京太郎「さて、いただきますっと」ズルル 京太郎「……この時期になるとソーメンが最強だな」ズルル 昼過ぎ- 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎(ふむ、最近はちっぱいも良いと思えてきた……おもちはふくらんでこそ、だがふくらんでいないおもちは何と呼ぶ?だめだ、やはりちっぱいという単語しか出てこない……)ムムム 夕方- 京太郎「さて、誰かに連絡入れないとだな」 京太郎「さて」 プルル 豊音『もしもしー?』 京太郎「豊音さん、今学校の前にいるんですけど」 豊音『迎えに行くよー!』 豊音「来たよー」 京太郎「早いですね」 豊音「近いからねー、行こっか!」ギュッ 京太郎(なっ、手を!?) 京太郎「りょ、了解です!」グッ 麻雀部部室- 京太郎「お邪魔しまーす」 豊音「連れてきたよー」 塞「なんか二人って仲良いね」 豊音「なんだかアパートで上の階と下の階に住んでそうだよねー」 京太郎「あぁ、なんかわかります」 胡桃(わけわかんない) 京太郎「塞さんは、最近どうですか?」 塞「ふふん、京太郎とやっていらい防げる回数が上がってるし上々だよ!」ビシッ 京太郎「おぉ、そりゃ楽しみです!」 塞「全国がねぇ、組み合わせによっては最悪な展開になるけど」 京太郎「あはは、決勝で会いたいですねー」 塞「そうだね!」 夕方2- 京太郎(さて、次はどうするか……) 京太郎「豊音さんは、エイスリンさんと同時期に転校してきたんですよね?」 豊音「うん、まぁ来るまでに数日かかったんだけどねー、だからこの麻雀部じゃ私が一番後かなー?」 京太郎「……村なんでしたっけ?」 豊音「うん、みんな優しかったんだけど同じ歳の人もいなかったんだよねー……うっ」グスッ 京太郎「!?どどど、どうしました?」 豊音「うぅん、こうやって京太郎君とお話ししてるの楽しいなーって」ニコッ 京太郎(天使か……) 夜- 熊倉トシ宅- トシ「ごちそうさま」 京太郎「お粗末様です」 トシ「ありがとうね」 京太郎「いえいえ、お礼ってことで」 トシ「律儀だねぇ」 京太郎「さて、どうするかな」 トシ「ん、どうしたんだい?」キョトン トシ「あぁ、次は何を聞きたいんだい?」 トシ「その他のルートの出現方法か、『蘇生者』は比較的楽な出現方法だったからねぇ」 トシ「他のか、どれを聞きたいかね?」 トシ「そのルートに限っては色々と大変だけど、まぁ出現方法だけだよ」 トシ「とりあえず、それに関してはハギヨシに麻雀で勝つ必要があるわけだね」ウン トシ「ハギヨシに勝った上で、さらに臨海女子の誰かと仲良くなる必要があるわけだけど、色々大変だねぇ、頑張りな」 京太郎「さて、どうするか」 京太郎「んぁ、メールだ?」 京太郎「んっと、誰だろ?」 京太郎「ん、良子さんからだ」 差出人:良子 本文『京太郎君、今度また鹿児島に行きませんか?』 京太郎「んぁ?」 本文『これまたどうして?』 差出人:良子 本文『前々から話そうとは思っていたんですが、貴方の力を検証するためにもですね』 京太郎「ん、そうだな」 本文『わかりました、今度連絡します』 差出人:良子 本文『えぇ、行きたい時に連絡をくださればそれで大丈夫ですので、では goodnight!』 京太郎「ふんふむ、次は菫さんか!」 差出人:菫 本文『照と淡にやけに懐かれている君に質問だ あの二人の舵の取り方を教えてくれ』 京太郎「切実だなっ!?」 本文『いや、俺もわかりませんし!?ていうか俺も舵は取れてませんよ、でもあの二人だったらおやつ抜きにしてみるとか?』 差出人:菫 本文『それはいい考えだな、それをやってみよう ありがとう おやすみ!』 京太郎「いえいえ、おやすみなさいっと……よし、そろそろ寝るかな!」 トシ「ん、おやすみ」 京太郎「おやすみなさい」 83日目終了- 84日目・朝- 京太郎「さて、トシさんも行ったし、どうするかなー」 京太郎「さて、どこに行くかなー」 12次元の鏡の間の祠のある蔵前- 京太郎「さて、入るか?」 京太郎「よし、突撃だ!」 京太郎「ん、昨日ぶりだ」 鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」 京太郎「わかったわかった、ここまでは記憶あるんだよ」 鏡「さぁ、今お前が選べる三つの異なる次元から、お前の記憶を呼び覚ます」 京太郎「さて、こっからだな、いつも記憶がないの……」 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶、新たな蘇生者の記憶……どれにする?」 鏡「おい、決闘してんだろうな?」 京太郎「いや、知らんし」 鏡「半端な気持ちで決闘の世界に入ってくんじゃねぇよッ!」ギリィッ 京太郎「お、おう」 鏡「俺の友にもらった力、これが!行くぞ、トップ・クリア・マインド!デルタ・アクセル・シンクロォォ!」ゴォッ 京太郎「もう、なんなんだよ」 ギィッ 京太郎「ふぅ、やっぱり記憶が飛んでるんだよなぁ」ハァッ 京太郎「まぁ良いか、新しい力は手に入ったみたいだしな」 昼- 京太郎(さて、昼だなぁ) 京太郎「なにかしら買っていくかぁ~」 熊倉トシ宅- 京太郎「さて、いただきますっと」ズルル 京太郎「……やっぱソーメンは飽きやすいな」ズルル 昼過ぎ- 京太郎「さて、どうするか!」 京太郎「さて、どこ行くかぁ!」 京太郎「さて、打つかな!」 京太郎「よろしくお願いします」 男I「よろしく、須賀、京太郎!?」 女I「え、うそ?」 男子I「誰だこいつ?」 京太郎「ま、まぁまぁ」 モブ(っぶねー!危うくぶつかるところだったぁぁっ!?)ゼェハァッ 京太郎(ん、あの後姿?) 京太郎「改めて、お願いします!」 男I「よろしく」 女I「おねがいしまーす」 男子I「よろしく!」 京太郎(さぁ……) モブ(なにあれ、緑色の光、違う、刃!?) 京太郎(楽しみなぁッ!) モブ(なにこれっ!?)ビリビリッ ◇効果処理開始 京太郎(ハァッ!)ザンッ 能力『ブラッディヘルブレイド』 効果:相手一人の点数を-40する 女I(ッ!?なに、斬られた!?) ◇効果処理終了 京太郎「さて、半分ですね」フッ 女I(じょ、冗談ッ!?) 男子I(ど、どうなってんだこれ!?) 男I(いやぁ、さすが須賀京太郎……) モブ(ま、また強くなってる)カタカタ 京太郎(さて、どう打つかな)タンッ 男I(いやぁ、趣味でやってるような奴じゃ勝てないかぁ)タンッ 女I(キッツいなぁ)タンッ 男子I(化け物かよっ!) 京太郎(さて、見るかッ!)スッ モブ(目が青く……ッ!?)コソッ 京太郎(ここで、この場を視て、支配する!)カッ 能力『青眼の預言者』発動 条件:成功安価でオカルトの数値『95』以下を出す 京太郎(すべて、見える!)ギンッ ◇効果処理開始 京太郎(さぁ、もらうぞ) 能力『青眼の預言者』 効果:点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+10 女I(くそっ!) 男I(目が青くなってから、変わった?) 男子I(オカルト持ちかよ!) ◇効果処理終了 京太郎「ツモ、3000・3900」ダンッ 女I「お疲れー」 男子I「お疲れさまっす」 男I「いやぁ、負けた負けた」 モブ(さっさと出よう!)ダッ ◇結果 トップ 京太郎:90+89=179 二着 男子I:50+72=122 三着 女I:41+55=96 ラス 男I:32+31=63 夕方- 京太郎「さて、電話電話~っと」 白望「お待たせ」 京太郎「いや、全然待たなかったぞー」 白望「じゃ、行こうか……おんぶ」 京太郎「お、おう」スッ 白望「ダルくない……」 京太郎(背中にっ、おもちをおもちのシロがっ、やっぱおもちは最高だぜっ!) 白望「」フッ 麻雀部部室- 京太郎「お邪魔しまーす」 白望「いらっしゃい」 胡桃「なんで背中に乗ってるの!」ビシッ 豊音「シロと京ちゃんもアパートの上下に住んでそうだねぇ」 塞「あれ、豊音じゃなかったの?」 豊音「なんだかその時には同居してそうだよー」アハハ 白望(なんの他意もなく言ってるから恐い) 京太郎「あぁ、なんかわかります」 胡桃(京ちゃんも大概だなぁ) 京太郎「エイスリンさんは、大学に行くんですか?」 エイスリン「コトシ、デ、コキョウ、カエル」シュン 京太郎(やべっ、まずいこと聞いちゃったかなぁ?) エイスリン「デモ、ガンバッテ、セットクチュウ!」 京太郎「そうですか、なにか力になれそうなことがあったら必ず言ってくださいね!」グッ エイスリン「ウン!アリガトウ!」ニコッ 夕方2- 京太郎「さて、次はどうするかなぁ……」 塞「麻雀を教えて?」 京太郎「教えるって塞さんに教えることねぇ」 塞「んーじゃあ、ひたすら塞がれ続けてみてよ」 京太郎「鬼!?」 塞「まぁ良いから、ほら雀卓について、ね?塞げなくなったら終わりね」 京太郎「まぁ、了解です」ハァッ 夜- 熊倉トシ宅- 京太郎「ごちそうさまでしたー」 トシ「ごちそうさま」 京太郎「さて、どうしようかなー」 トシ「ん、EXEDは明日から解放だよ……学校なんてさぼらせちまいな」グッ トシ「その他のルートの出現方法だね、どれを聞きたいかね?」 トシ「そのルートを出すには、第一条件が三人の好感度をMAXにする、一人目が豊音、二人目がシロ、そして三人目が永水女子の狩宿巴……まぁその前でもあとでも、宮守EXEDを見れば良いわけだ、それで次のルートでこのルートが選べるよ」ウン トシ「頑張りな」グッ 京太郎「さて、次はどうするか!」 京太郎「ん、電話だと?」 京太郎「一からだと?」 一『もしもし京太郎、どこ行ったの?』 京太郎「あぁ、岩手」 一『なんか岩手率多くない?』 京太郎「気のせいだろ、東京とかも行くしさ」 一『そうかな?』 京太郎「そうだって、てかどうして電話を?」 一『あ、えっと……ちょっと声を聞きたくなったから、とか?』 京太郎「なんだそりゃ」ハハ 一『と、とりあえず、もうちょっと居ても良いかもしれないけど帰ってこないと怒るからね!』 京太郎「了解だ」 一『それじゃ、おやすみ』 京太郎「おう、おやすみ」プツッ 京太郎「ちょっとは可愛いとこあるんだなぁ」 京太郎「じゃ、おやすみなさい」 トシ「はい、おやすみ」 84日目終了- ?- 京太郎「んぁ、ここは……」 「久しぶりだな」 京太郎「あのさ、お前って結局なんなんだろうか?」 「……いずれわかるだろ、ほら」パチンッ 京太郎「んぁ?」 「さて、お前の暴食と色欲が少しばかり暴れだしてるわけだが」 京太郎「え、どうすりゃいい?」 「自分で考えてくれ、俺は答えを出す役じゃないからな」 京太郎「……放置かよ」 85日目・朝- 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎(そりゃちっぱいも良いって思ってた差出人、だけどな……シロをおんぶしたときに悟ったんだ、やっぱりおもちはおもちが良いって……)ムムッ 昼前- 京太郎(さて、昼はどうするかな) 京太郎「結構混んできそうだな」 京太郎「ん、あれ?」 京太郎「あれ、晴絵」 晴絵「あれ、京太郎?」 晴絵「いやぁ、びっくりしたよー」 京太郎「俺もだよ」 晴絵「こりゃ運命だね!」 京太郎「ハハハ、かもなー」 晴絵(脈あり!?) 京太郎「晴絵はなんで岩手に?」 晴絵「監督に会いに来たんだけど、京太郎は?」 京太郎「まぁ他校の偵察にな」 晴絵「へぇ、そういえば近くの旅館に泊まってるから暇だったら遊びに来てよ」 京太郎「おう」 昼過ぎ- 京太郎「晴絵とも別れたし、どうするかなぁ」 京太郎(誰かデートに誘ってみるか) 京太郎「シロを誘うか」 プルルルル 白望『もしもし?』 京太郎「シロ、学校中だってことはわかってんだけどさ……遊びに行こうぜ!」 白望『……良いよ』 京太郎「マジで、そりゃ良かった」 白望『どこに行く?』 京太郎「まぁそりゃ後で決めれば良いだろ」 白望『……ダルいからそれで良いや、また後でね』 京太郎「おう!」 京太郎「おうシロ」 白望「ダル……」 京太郎「荷物は、家に置いておくか」 白望「うん、どこ行くの?」 京太郎「ん~」 京太郎「水族館あるんだったよなぁ」 白望「……電車乗らなきゃだよ?」 京太郎「暗くなる前に帰ってくれば、まぁ?」 白望「じゃ、行こうか」 京太郎「ダルくないか?」 白望「うん、京太郎と一緒だから」フッ 京太郎「そっか」 水族館- 京太郎「おぉ、おもしろいなぁ」 白望「疲れそうだね、泳ぎすぎで」 京太郎「マグロなんかは泳がないと死ぬけどな……」チラッ 白望「ん?」 京太郎「いや、なんでもない」カァッ 白望「……えっち」 京太郎「だぁっ!考えないようにしてたのにっ!?」 京太郎「結構広いなぁ」 白望「そうだね、ダル……」 京太郎「ベンチかぁ、ゆっくり見れるな」 白望「でも、早く帰れなくなるかも……」 京太郎「ん~」 京太郎「しょうがないな、ほら乗れよ」スッ 白望「……目的は?」 京太郎「いや、そんなつもりは、ほら人少ないし特に目立たないだろ」 白望「まぁ良いけど」トサッ 京太郎「ん、相変わらず軽いな」スクッ 白望「ん、進んで」 京太郎「はいはい、ほれ見ろ」 白望「あざらし……」 京太郎「あのずっと寝てるのお前みたいだな」 白望「京太郎が可愛いって言ってくれるならそれでも良いや」 京太郎「お前はまた」カァッ 白望「おもしろいね」フフッ 京太郎「俺は一方的に遊ばれてるだけだけどな」 夜- 京太郎「帰ってきたなぁー」 白望「疲れた?」 京太郎「あの後ほとんどお前のこと背負ってたしな」 白望「どうだった?」 京太郎「そりゃ柔らかって、なに言わせんだよ!」 白望「良かった、京太郎が反応するってわかって」フフッ 京太郎「お前なぁ、からかうなよぉ」 白望「からかってるつもり、ないよ?」ギュッ 京太郎(なっ、抱きついて!?) 京太郎「し、シロ!」グイッ 白望「っ……」 京太郎「だ、ダメだって……」 白望「わざわざ呼ばれて、水族館まで連れてってもらって……期待しすぎたのかも……」 京太郎「いや、お前が嫌いってことじゃないんだよ、俺が優柔不断なだけで」 白望「……良いよ、京は優しいから」 京太郎「京?」 白望「いちいち京太郎って呼ぶの、ダルい」 京太郎「そっか、とりあえず家まで送っていくよ」 白望(それに、特別な呼び方したかったし……) 夜- 熊倉トシ宅- 京太郎「ただいま帰りましたー」 トシ「お帰り、遅くなるのは良いけど、みんな怒ってたよ?」 京太郎「あらまぁ……」 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「あれ、電話だ」 京太郎「あれ、咏さんだ」 咏『京ちゃん、今ってどこいんの~?』 京太郎「岩手ですけど」 咏『お義父さんとお義母さんに聞いたら旅行に行ったって聞いてさ、なんだよ一声かけてくれれば行ったのにー』 京太郎「あぁー今度からは声かけますよ」 咏『うん、できれば一緒にいたいしねー知らんけど』 京太郎「あはは、俺も一緒に居たいですよ」 咏『お、おう、それじゃまだ今度ね!』 京太郎「了解です、また今度!」 咏『うん!』 京太郎「さて、次は……」 京太郎「次は、メールか?」 京太郎「誰からだ?」 京太郎「お、玄さんからだ」 差出人:玄 本文『オモチマイスターとして、和ちゃんの水着姿を送るのです』 京太郎「なに!?おぉ、さすが!でも隣の玄さんもやはり良いものを」 本文『さすが和、でも玄さんの水着姿も可愛いですよ!』 差出人:玄 本文『別に私は良いから!お姉ちゃんの写真も送るからね!』 京太郎「おぉ、水着にマフラー……宥さんが凍死しなくて良かったぁ」 本文『実にすばらです!玄さんも映ってますけど、やはり玄さん似合ってますね!』 差出人:玄 本文『だから私のことは良いって! またメールするね おやすみ♪』 京太郎「照れてるな」 本文『はい、おやすみなさい!』 京太郎「次は、歩からか」 差出人:歩 本文『一さんから岩手に行ったって聞いて透華様が怒ってたよ』 京太郎「んぁー!」 本文『まぁ埋め合わせはするつもりだし、大丈夫だろ』 差出人:歩 本文『ほんと行き当たりばったりだよねー』 京太郎「くそっ、言い返せない」 本文『放っとけ!』 差出人:歩 本文『わかったけど、私も心配してるんだからね』 京太郎「む……そういわれると」 本文『悪かった、今度から気を付けるよ』 差出人:歩 本文『わかればよろしい おやすみ』 京太郎「おう、おやすみっと」 京太郎「あれ、次はハギヨシさんだ」 差出人:ハギヨシ 本文『そちらの方でも問題はなさそうなようでなによりです、トシ様もいらっしゃるようですからね』 京太郎「なんでトシさんのこと知ってるんだ?……まぁ良いか」 差出人:ハギヨシ 本文『EXEDについては、そうですねわかりやすいからこそ気を付けてくださいということだけです』 差出人:ハギヨシ 本文『デートに誘った最後の選択肢ではEXEDに行けますが、最後の選択肢によっては相手の「??」を上げてしまうことがありますよ』 差出人:ハギヨシ 本文『そしてさらに注意するのであれば、一度BADENDを見たキャラクター以外は「??」が上がったことや下がったことは警告されません』 差出人:ハギヨシ 本文『京太郎君、お気をつけて』 京太郎「では、おやすみなさい」 トシ「おやすみ」 83日目終了- ?- 京太郎「あれ、またか?」 「まぁな、とりあえずまだ本題を話す必要はない」 京太郎「じゃあなんでここに?」 「とりあえず、今度からここに来ることがあるかもって話だ」 京太郎「はぁ?」 「今は良いさ、とりあえず選んでみろ」 京太郎「はぁ?」 「選ぶだけだぞ」 「わかった、憤怒で良いんだな?」 京太郎「おう」 「わかった、じゃあ次の夜だな」 京太郎「ん?」 「そろそろ、起きろよ」 京太郎「お、おう?」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346676042/ 京太郎「我らが清澄麻雀女子部は全国で優勝した」 京太郎「だが俺はと言えば唯一の男子部員なのに県予選初戦敗退」 京太郎「雑用を全て担ってるとはいえ風元々あった嫉妬と合わさり風当たりが強くなった」 京太郎「清澄に俺の居場所はない」 京太郎「ハギヨシさんから教わった執事流護身術と料理スキルを活かして何処かでひっそり暮らそう……」 京太郎「みんな楽しかったぜ、じゃあな」 京太郎「そうだ、岩手に行こう」 京太郎「親戚もいた気がするしちょうどいいかな」 岩手県、宮守高校付近 新装開店:タコス屋ルルーシュ 京太郎「ハギヨシさんの伝手で空き店舗を譲り受けられるとは幸い、本当に頭が上がらないよ……」グスン 京太郎「タコスは優希のせいで作り慣れたからな……あいつ今頃どうしてるかな心配だ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 姉帯「こんなところにタコス屋なんてあったんだー、やってるよね?」 京太郎「いらっしゃいませ、今日開店したばかりなんですよ。一番最初のお客さんなんでサービスしますよ」 姉帯「わーい!ありがとうね。今度友達も連れてくるよー」 京太郎「ありがとうございます!それでは席へどうぞ」 注文取ってしばらくして 京太郎「こちらが当店の目玉商品のタコスでございます。味には自信があるのでどうぞ!」 姉帯「美味しそうだね、いただきまーす」 姉帯「そういえば、このお店1人だけなの?他の店員さんが見えないけどー」 京太郎「……その通りです。色々あって長野から1人で来まして」 姉帯「大変だね、若く見えるけど……もしかして同い年?」 京太郎「いやぁ、まだ16ですよ」ハハハ 姉帯「え!?わたしより年下なんだ…背も高いし大人びてるから年上だと思ったよー」 京太郎「背が高いって……貴女のほうがよっぽど高いですよ!!」 姉帯「気にしてるんだよ!本当はもう少し女の子らしい背丈がよかったのに……」グスン 京太郎「いやいや!!充分可愛いですから!!」 姉帯「……本当?」 京太郎「本当ですから!信じてください」 姉帯「ふふ……ありがとうね。こんなこと言われたの初めてだよー」 京太郎「それは何よりです」ハギヨシ流イケメンスマイル 姉帯「///……そ、それじゃあご馳走様!!お代は……」 京太郎「サービスするって言ったじゃないですか。お代は結構ですよ」 姉帯「申し訳ないよ…」 京太郎「岩手に来て始めてのお客さんが可愛い女の子だったんですから!むしろ俺のほうがお金払いたいぐらいですよ」 姉帯「……………///う、嬉しいな。じゃあ名前教えてくれる?わたしは姉帯豊音」 京太郎「俺は須賀京太郎です!またのお越しを!!」 姉帯「じ、しゃあね!京太郎君!」 カランカラーン 京太郎「背がすごく高いけど可愛い人だったなぁ……また来るって言ってたよな」ニヤニヤ 京太郎「俺にもやっと春が来たのか……」 次の日 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 京太郎「姉帯さん来てくれたんですね!嬉しいです」 姉帯「勿論だよー、今日は部活の顧問だったトシさんを連れて来たんだ」 トシ「あら若い店長さんねぇ、豊音が学校でもたくさん話してたからどんな人かと思ったけど良い人そうね」 姉帯「ト、トシさん!」 京太郎「あ、姉帯さん…そんなに俺のタコスの味が気に入ってくれたんですね!感激です!!」 姉帯「………そ、そうだねー」グスン 京太郎「姉帯さん!?ど、どうしたんですか!」 トシさん「おやおや、こんなに早く男友達が出来るなんてねぇ。将来は安泰かね」 姉帯「しょ、将来って……///」 京太郎「そ、そんなこと……///」 京太郎「ゴホン……気を取り直して席へどうぞ!こちらがメニューになります!」 姉帯「わたしは昨日食べたのが良いなー」 トシさん「タコスなんて食べるの何十年ぶりかしらねぇ。わたしも豊音と同じで良いよ」 京太郎「かしこまりました!しばらくお待ちを!」 タコスンマイー! 姉帯「やっぱり美味しいよー!」 トシ「こんなに美味しいタコスは初めて食べたねぇ。豊音が気に入るのも分かるよ」 京太郎「俺も美味しそうに食べてもらえるのはとても嬉しいです!」 姉帯「ご馳走様!!今日こそはお金払うよ!」 京太郎「さすがに毎日サービスすると生活出来ませんからね」ハハハ 京太郎「って……諭吉さんがなんか多くないですか?」 トシ「これはほんの気持ちだよ。岩手に1人で来て大変なんだろう?豊音の友達になってくれたお礼もあるしね」 京太郎「ありがとうございます!!俺っ……俺っ……実は不安で…」グスン 姉帯「わ、わたしも!少ししかないけd……」 トシ「こらこら、豊音はまだ高校生なんだから大人にこういうのは任せておきなさい。その代わり……」コソコソ 姉帯「ふえっ!……わ、分かりました///」ギュッ 京太郎「えっ……あ、姉帯さん………」 姉帯「こ、これは昨日の分のお礼なんだからねー///」 数分後 京太郎「すいませんでした。情けないところをお見せして……」 トシ「いいんだよ、16歳なんてまだまだ甘えていればいいんのさ。それにこういう時はありがとう、だろう?」 姉帯「そうだよ!わたしの方が年上なんだからね!」 京太郎「……ありがとうございます!!!」 姉帯「そ、それと……///わたしのこと豊音って呼んでもいいよ。毎日通うからっ!」 トシ「あらあら」 京太郎「姉帯さ……豊音さん!俺、頑張ってこの店を大きくするんでよろしくお願いします!」 姉帯「頑張ってね!」 ゴチソウサマデシター カランカラーン _____ ____ ___ 京太郎「ここも繁盛してきたな。週刊誌のコラムの取材が来るなんて思っても見なかったよ」 現在は開店して数ヶ月、姉帯さん以外の宮守女子麻雀部のメンバーとも顔合わせした カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 豊音「京太郎君!今日も来たよー」 シロ「ダルい……早く席に行こう」 塞「まったく、シロは相変わらずなんだから。こんにちは京太郎君」 エイスリン「コンニチハ!」 胡桃「ここのタコスは何度食べても飽きないね」 京太郎「皆さんいらっしゃいませー!こちらの席へどうぞ!」 タコスクリムゾン 宮守メンバー「ご馳走様!」 京太郎「そういえばこの前週刊誌の取材が来たんですよ!今女子高生に話題のタコス屋って!」 豊音「凄いねー、わたし1人で通ってた頃とは大違いだね」 京太郎「もしかしたら皆さんのお陰かもしれませんね。皆さん美人ぞろいですから」 豊音「そ、そんなこと……///」 京太郎「そんなことありますよ。取材の時に皆さんがいてくれれば売り上げUP間違いなしです!」 シロ「私も取材受けることになる?ダル……」 塞「開店して数ヶ月で雑誌って京太郎君って才能あるんだね」 エイスリン「ギャラ?」札束の絵 胡桃「わたしより年下なのに稼いで羨ましい」 京太郎「師匠がとてもすごい人でしたから……元気にしてるかな」 京太郎「取材の時はお願いしますね!ありがとうございました!!」 豊音「は、恥ずかしいけど協力するよ!」 シロ「ダルいけど……いいよ。豊音の想い人さん」ボソッ 京太郎「シロさん今なんて?」 シロ「気にしないで。繰り返すのダルい……」 塞「私も良いかな。依頼があれば協力するよ」 エイスリン「ワタシモ!」金塊の絵 胡桃「でも今の小さいお店の方が通いやすいよね…」 京太郎「大きなお店になっても皆さんは特等席に招待しますから安心してください!開店当時からのお得意様ですからね」 京太郎「特に豊音さんはサービスしますよ!休業日にも食べに来てくれる人は豊音さんぐらいです」 豊音「あわわわ……///それは言わないでよー」 シロ「通い妻」ボソ 塞「私たちお邪魔だったかな?」ケラケラ エイスリン「ケッコン?」ウエディングドレスの絵 胡桃「高身長の夫婦とか反則!」 京太郎・豊音「……///」 取材当日 京太郎「取材よろしくお願いします!」 記者「ここが最近有名なタコス屋かー。随分若い店主だなー」ワハハ 記者2「今日はよく通っている高校生がいると聞いておるぞ!!何処におるのだ?」 豊音「コ、コンニチハー。キョウハオヒガラモヨク」 京太郎「豊音さん!落ち着いて落ち着いて。テレビじゃないんですから、ね」ナデナデ 豊音「ふえっ?そ、そうだよね、雑誌だもんね」カオマッカ 物陰にて シロ「何で私達がこんなことしなきゃいけないの……ダル」 塞「こんなチャンス一度きりしかないのよ!それに豊音の晴れ舞台見なくて何が友達よ!」 胡桃「そこっ、うるさい!バレるでしょ」 エイスリン「ギャラヤマワケ?」札束の絵 京太郎(あそこにいるのって……シロさん達だよな……) 胡桃「絶対ばれたよ!」 記者「これ全国で売られる雑誌だからね。君も有名になって商売繁盛だな」ワハハ 記者2「お主の故郷にも勿論発行されるぞ!」 京太郎「売り上げが上がるのは嬉しいですがそこまで大きな記事にしなくても良いですよ」 豊音「だ、ダメだよー!どーんと宣伝してもらわなきゃ!」 京太郎「いえいえ、俺は豊音やその周りの人達が来てくれれば充分ですよ」 豊音「京太郎君……///」 記者「はいはい惚気はそこまでなー」ワハハ 記者2「それでは取材に入る!!」 キングクリムゾン 全国で発売された週刊誌は勿論長野にも出回った 記事は京太郎の頼みにより小さく取り上げられた 竜門渕休憩室 ハギヨシ「どうやら成功したようですね京太郎君。色々と教えたかいがあったというものです」 ハギヨシ「しかし清澄は荒れてますよ……」 清澄 咲「京ちゃん……どこに行っちゃったの………京ちゃんを追い詰めた奴らはもういないから帰って来てよ………」 優希「京太郎……もう我儘言わないから帰ってきてくれ……」 そんな折、雑誌の京太郎の記事が咲たちの目にも止まった まこ「ん?この記事は……京太郎?」 咲「!?見せてください!!!!」ゴッ 優希「!?見せるんだじぇ!!!!」ゴッ まこ「ひえぇ……こ、ここの記事じゃ。岩手のタコス屋!」 写っていたのは田舎の一軒家を改装したこぢんまりしたタコス屋の前にツーショットで寄り添うように並んでいる京太郎と豊音 見出しには若い夫婦(仮)で経営する話題の美味しいタコス屋!!! とだいぶ誇張して書かれている 咲「………京ちゃん、やっと見つけたよ……私に黙って駆け落ちなんて……」ギリッ 優希「よりにもよってタコス屋なんて……私に対する、いや……全てのタコスに対する侮辱だじぇ!!!」 咲・優希「岩手に攻め込む!」 数週間後 京太郎「雑誌掲載後にありがちな大量のお客さんの波もようやく打ち止めになったな……」 豊音「大変だったねー、注文取るのがあんなに大変だなんて思わなかったよー!」 京太郎「乗り切れたのは宮守の皆さんがアルバイトに来てくれたからですよ。ありがとうございます!!」 豊音「あわわ……そんなに畏まらなくても良いよー!それに……私達の仲じゃない///」 京太郎「そ、そうですね……///雑誌で夫婦って紹介されててびっくりしました」 豊音「あれにはびっくりしたよー///」 イチャイチャイチャイチャ 店外 咲「なにあれしにたいわたしのきょうちゃんがわたしいがいとしあわせそうなんでわたしじゃしあわせになれなかったの」ブツブツ 優希「タコスータコスー」ブツブツ 咲「ハッ!!あまりに絶望的な差を見せつけられておかしくなるところだった」 優希「雑誌でも見たけど清澄の頃よりタコスがパワーアップしてるじぇ……」 咲「取り合えずは客として乗り込んで幼馴染の差を見せつけるよ!」 優希「久しぶりに京太郎のタコスが食べたいじぇ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいm………お、お前ら……なんでここに……」 豊音「京太郎君の知り合い?いらっしゃいませー」 京太郎「…………ハッ、接客接客と。こちらの席へどうぞー!」 咲「ありがとう"京ちゃん~!ずっと食べるの楽しみにしてたんだ!"幼馴染"が有名人になってからね」 優希「数ヶ月ぶりの京太郎のタコスだじぇ!!毎日作ってもらうっていうのがあんなに大切なことだとは思いもしなかったじぇ」 豊音「え……?幼馴染……貴女と京太郎君は凄く親しそうだけど…どういう関係なの」 咲「元いた学校では"嫁さん"なん「注文はどうしますか!!!!」京ちゃん……」 京太郎「注文は?」 優希「いつもやつ」 京太郎「かしこまりました。豊音さんちょっとこっちに……」 厨房にて 豊音「京太郎君……わたし……今まで邪魔だったのかなー……あの幼馴染の娘凄く京太郎君のこと好いてるよ」グスン 京太郎「……長野を出た時に師匠以外の人との関係は全て切り捨てました。あそこに俺の居場所はないと思ったから」 豊音「そ、それじゃああの娘は……」 京太郎「確かに咲は大事な幼馴染です。優希も気のおけない友人です。でもそれは岩手に来る前の俺です。今は……」ギュッ 豊音「え?…え?……///」 京太郎「貴女が一番大事なんです!!」ギュー 豊音「ちょ……ちょーうれしいよー」カオマッカ 厨房の入り口 咲「………………………負けた」 優希「仕方ないじぇ……京太郎が苦しんでるのを優勝したことに浮かれて気付かなかったんだから」 咲「最後に京ちゃんのタコス食べて帰ろうか」 優希「そうだじぇ」 京太郎「さて!長野から来た友人達にとっておきのを振る舞いましょうか!」 豊音「そうだね!頑張って作るよー!」 ホールにて 京太郎「出来たぞー咲!優希!とっておきだ!」 咲「美味しい……美味しいよ京ちゃん」グスン 優希「やっぱり京太郎、いや犬はこうでなくっちゃな!」 京太郎「咲!?泣くほど美味いのか!!作ったかいがあるな!!!」 豊音(厨房での話聞こえてたよね……ごめんね) 豊音「そ、それは少し違うと思うなー…」 咲「美味しくて泣いてるんです!!!」グスン 優希「美味いぞ!!」 京太郎「???」 カン
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朝 京太郎「部長と真面目なデート…服装はどうしようか」 京太郎「健夜義姉さんと選んだより良子義姉さんと買いに行った服でいくか…さて今からどうしようか」 京太郎「15分前に着くように行けば良いからカピーと少し話すか」 カピー「パカパカ(なんだ、今日はいつにも増してお洒落じゃないか」 京太郎「いや、久って人とデートなんだよ」 カピー「パカパカ(デート…付き合ってるのか?」 京太郎「いや付き合ってない。好意ってよりも男友達としてだろ」 カピー「パカパカ(…鈍いのか鋭いのか解らないな。まあいい、主。」 京太郎「どうしたんだ、改めて」 カピー「パカパカ(今の高校は楽しいか?」 京太郎「ああ、楽しいぞ。咲や久達と麻雀を打てるしな」 カピー「パカパカ(そうか…それならよかった」 京太郎「どうしたんだよ、顔が歪んでるぞ」 カピー「パカパカ(いや無力だと悟ってな。それより早く行け、遅れるぞ」 京太郎「へんなカピーだな…それじゃあ行ってくる」 ガチャ……バタン カピー「パカパカ(別れの時が近付いてる…すまない、京太郎」 京太郎「すいません、待たしたみたいで」 久「別にいいわよ。あと須賀君、今日一日は敬語は無しよ」←おさげで赤のお洒落な服 京太郎「あっ、はい。久がそれでいいなら俺はそれでいいんだが…」 久「構わないわよ。デートなのに敬語の方が困るわ」 京太郎「それもそうですよね…そういえば今日は何処に行くんですか?」 久「……」 久「買い物でも行きましょうか」 京太郎「買い物ですか?」 久「そう。最初は映画とか行こうと考えたんだけど私の勘がショッピングに行ったら面白い事になるって告げてるのよ」 京太郎「そうなのか…久の勘は嫌な予感しかしないんだが」 久「そんな事ないわよ。私にとっても京太郎にとっても利益になる事よ」 京太郎「…まあ、久を信じるよ」 久「これとこれならどっちの方が似合うかしら?」 京太郎「こっちじゃないかな…そっちのは色合いが濃いから久の肌に合わないと思うし、こっちの方が綺麗系のモノだし」 久「そうなるのか…私的には濃い方が好きなんだけど。まあ、京太郎色に染められちゃおうかしら」ふふふ… 京太郎「ひ、久!恥ずかしいからこんな所でそんな事を言わないでくれ」カァァ 久「あっ、京太郎が照れた…貴重だわ」 京太郎「…もう出口で待ってる」 スタスタ… 久「よし、わたしもこの服を買わないとね」 ーーーーーーーー 京太郎「……」ぷくぅ 久「そんなに拗ねないでよ…普段の京太郎からは考えられないわよ」 京太郎「急にあんな事をあんな場所で言われたら誰だって赤くなる」 久「そんなものかしら?」 京太郎「そんなものだ。はぁ…それよりもそろそろお昼にしないか?時間も丁度いいくらいだし」 久「そ、それなら、いってみたい料理屋があるのよ!」 京太郎「それならそこにいくか」 久「ええ、こっちよ!」 ギュ… 京太郎「えっ!」 久「善は急げよ!」 久「こ、ここよ」 京太郎(…ここって義姉さん達とよく来るフレンチじゃないか。水一杯800円、最低コースが確か7500だったな……財布には一応、カードと現金で6万弱あったはず。久の反応を見る限り誰かに言われて来たらこんなんだったってところか……一ヶ月お弁当を抜いて晩飯の小鉢を無くすか) 久「き、京太郎…やっぱりそこらへんのお店に…」 京太郎「大丈夫…折角だから俺が奢りますよ」 久「えっ?」 ガラン… ウェイター「これは須賀様。今日はお一人ですか?」 京太郎「いえ、後ろの女性とデートです。席は空いてますか?」 ウェイター「勿論でございます。須賀様が彼女を連れてご来店なさったのに返したら私共の恥になります。どうぞこちらへ」 京太郎「ありがとうございます」 スッ…←久の手をゆっくりと引きながらウェイターについて行く 久「京太郎、ここによく来るの?」←小声 京太郎「良子義姉さんのお気に入りなんですよ、ここ」 久「で、でも私お金が…」 京太郎「俺色に染まってくれるなら喜んで金ぐらい払うよ」ニコニコ 久「うぅ…」カァァ 久「あ、美味しい」 京太郎「なら良かった」 久「戒能プロと良くここに来るの?」 京太郎「二人ではあんまりかな…健夜義姉さんも入れて家族皆で来ますね。ただ誰かと二人で食べに行くのは久が初めてかな」 久「そ、そうなんだ」 京太郎「それよりも久は誰にこの店を聞いたんだ?」 久「それは…」 ザっ… 藤田「私だ。まさか普通に入ってくるとは思わなかったよ…須賀京太郎」 京太郎「……お久しぶりですね、藤田プロ」 藤田「今日はリベンジしに来たんだ…今日の為にカツ丼を我慢してな!」 久「えっ?」 京太郎「つまり久をダシにして俺を釣ったって事ですか?」 藤田「まあ、そうとも言うな。久とあんたにリベンジする為にな」 京太郎「……らないな。リベンジって事はあと一人プロが居るんでしょ?」 藤田「ああ、居るとも。私が呼んだのは…」 藤田「三尋木咏プロだ」 咏「初めまして言いたいとこだけど久しぶりだね?京太郎」 京太郎「咏さんかよ…」 咏「おいおい、私じゃダメなのかよ。そこは喜ぶ所だろ!わっかんねーけど」 京太郎「日本代表の先鋒が高校生を相手する為に来た事が俺には解りません…」 咏「いやまあ、ぶっちゃけ大沼プロに話を聞かなかったら来なかった」 京太郎「……おの爺さん」 咏「知ってるかい京太郎。今、プロの間で大沼プロが若返ったって有名だよ。あんたがそれに絡んでる事も私は知ってる…あの時のガキがここまで来ると感慨深いね?」 京太郎「……」 咏「それに連れの女の子もすまんね…ただまあ、打ちたくなったんだ。あの時の私の判断が間違っていたのか正しかったのかを…」 久「判断?」 咏「なんだあんた知らないんだね。京太郎は…」 京太郎「咏さん、それ以上言ったら健夜義姉さんに言いつけますよ?咏さんに虐めれって」 咏「それは勘弁願いたいね」 藤田「ならそろそろ行こうか」 京太郎「解りました。久、早くでよう」伝票に視線を走らせて、久にウインクする 久「そうね」←プロ二人に軽く頭を下げて通り抜ける 京太郎「ごちそうさまです、藤田プロ」←久の後ろを着いて行く 藤田「えっ?」 咏「はめられたねー。まあ、わかんねーけど」ケラケラ…←さっさと店の外に出る。 藤田「えっ、えっ?」 ウェイター「ありがとうございます。お会計、○万5000円です」 藤田「か、カードでお願いします」 京太郎「……」 久「もしかして怒ってる?」 京太郎「怒ってない…」 久「ごめんなさい、私の考えが浅かったから…」 京太郎「久は悪くない。悪いのは大人げないプロ達だ。それ以上に麻雀が打てる事を喜んでる自分が嫌なんだ」 久「…ふふふ…京太郎らしいね」 京太郎「えっ?」 久「ううん、何でもない。京太郎、この間は足で纏いだったけど今度はきちんと京太郎の隣に居るから…ちゃんと見てなさいよ」 京太郎「えっ、はい」 久「よろしい…なら勝ちにいきますか!」 藤田「さて始めるか」 咏「本気でいくから…京太郎、成長を見せてくれよ」ゴッ… 京太郎「…全力で行きます」ゴッ 久(ここで勝つ!) 京太郎(親番…) 京太郎(今日は龍門渕みたいに言い訳などしない…咏さんに勝ちたいから俺に勝たせてくれ!……あれ、なんか前と違う気が…いや、そんな事よりもこれで咏さんをブチ抜く!) 久(京太郎の親番を飛ばす必要はない……でもなんでかしら、勘が凄く冴えている) 咏(おいおい…もう立派な魔物じゃないか。しらんけど…。ああ本当にモッタイナイ、あの時に気がついていたらこの子はわたしのモノだったんだ…あの二人が憎らしいね) コトン… ザシュ…←槍で咏が貫かれる 咏「なっ!」 咏「日本代表をあんまり舐めるなよ!立直!」ゴウ… 焦土発動 京太郎(…ベタ降りだな) 藤田(巻き込まれかねないぞ!) 咏「ツモ!8100.4100!」 京太郎(槍が強化されてる……健夜義姉さんとは違う支配…影を縛る感じは…衣か?また今度お礼を言わなくちゃな) 咏(わかんねえ…釣り逃がした魚は大きく見えるって言うけど本当だね。私は鯛どころか本マグロを釣り損ねた気分だよ) コトン… ザシュ…バシュ…←二本目の槍が貫き、影が咏を縛り上げる 京太郎「ロン…16000です!」 咏(本当に良い男になったじゃないか!) 京太郎(…来たか。大三元聴牌) 久(京太郎の手牌が凶悪だって事がなんとなく解る…てか、強過ぎでしょ、京太郎!) 咏(小鍛冶プロと良子を敵に回してでも京太郎が欲しくなってきた…わかんねえ、なんで昔の私は見誤った。京太郎は現に良子達を見捨てていない…魔物を怖がらずに側に居てくれているのに…本当にバカだねい) コトン…… ドス… 咏(なっ!!) 京太郎「ロン…大三元です」 咏(あっ、もうダメかもしれない…惚れるわ、これは) 京太郎 76900 久 20900 咏 -18700 藤田 20900 京太郎が勝利しました 京太郎「ありがとうございました」ふぅ 咏「…まさか私が飛ぶなんてね、流石あの二人を姉に持つ男って事なのか?しらんけど」 京太郎「そうですね…あの二人に恥無いように打ってきたつもりです」 咏「そうかい…ああ、京太郎一つだけ言っておくよ」 京太郎「はい?」 咏「よく諦めずにその高みに辿り着いた…あんたを見捨てた私が言える事じゃないけど本当に良く努力した。あの時の私は間違っていたよ」 京太郎「ありがとうございます…その言葉が聞けただけで嬉しいです。今も昔もあの時の四人は貴方を含めて、俺の憧れであり俺の目標です。今回は俺が勝ちました…ですが次はわかりません。だからまた俺と打ってください」 咏「こちらこそ頼むよ」 ーーーーーー 久「おーい藤田プロー…だめだ真っ白に燃え尽きてる」 咏「そう言えばそこの女の子」 久「わ、私ですか?」 咏「そう君だ…大沼プロにも誘われたけどGWの合宿には私も行ってあげるからよろしく」 久「えっ?」 咏「大沼プロにさ、京太郎に負けたら合宿の先生に誘われたんだよ、迷惑じゃなければ教えてあげるってこと。しらんけど」 久「ぜひお願いします!」 ーーーー 咏「そろそろ私達はいくよ…いつまで雀荘にアレを置いとく訳にもいかないしね」 藤田「……」←真っ白 京太郎「今日はありがとうございました」 咏「別にお礼を言われる事じゃないさ…それじゃあな京太郎。また逢おう」 ズルズル 京太郎「俺達もそろそろ帰りますか?」 久「そうね今日は何だか疲れたわ」 帰り道 久「ねえ京太郎」 京太郎「どうかしたか?」 久「三尋木プロと何があったの?」 京太郎「…言わなきゃダメか?」 久「うんうん、別に言いたくなかったらそれでも良いんだ。たださ、私は京太郎の事を何も知らないだなって思って」 京太郎「会ってまだ一ヶ月も経ってないからな……俺の口からは偏見が入るからさ、GWの合宿の時に三尋木プロに聞くといい。あの卓にいた久にはその資格がある。ただまあ、話を聞いて同情とかはしないで欲しいかな」 久「わかったわ…同情して欲しそうに聞こえるわよ?」 京太郎「そうか?正直、自分でも解らないんだよ。今がさ幸せ過ぎてな。久ともデートできてるしな」 久「本当に天生のタラシね…」小言 京太郎「?まあ、今の俺にしたら過去や未来よりも今が大事って事かな」ワハハ 夜 京太郎「最近イベントが多いな……これはまさかフラグが建ってるとか…そんな訳ないか」 京太郎「…よし、咲に姉談義をしよう。とりあえず…最近、照とどんな感じか聞いてみるか」 ピッ From 咲 普通だよ。お互いGWが忙しくて会えないのが残念かな。 京太郎「会えないのか…GWに旅行に行く俺は勝ち組っと…」 From 咲 お土産楽しみにしてるね。何処に行くの? 京太郎「良子義姉さんの熱望により岩手に行くっと…」 From 咲 岩手なら大丈夫かな…楽しんできてね。 京太郎「何が大丈夫なのかわからないが…まあ、楽しんでくるよっと…」 From 咲 それじゃあ、おやすみ。また学校でね。 京太郎「おやすみっと…あれ、姉自慢するつもりだったんだけどな」 ーーーーー 咲「大阪や東京…鹿児島とかだったら京ちゃんが色んなフラグ建ててくるけど田舎の岩手なら大丈夫だよね?」 4月28日 朝 京太郎「さて…もうすぐ旅行だな」 京太郎「お弁当を作るか」 カピー「パカパカ(今日の弁当は中華か…本当に万能だな) ーーーー 昼 京太郎「何処で食べよう」 京太郎「……」もぐもぐ 和「……」 京太郎「…もう少し濃くて良かったな」もぐもぐ 和「……」 すぅ… 京太郎「中華はお弁当に向かないな…出来たてが一番美味しい」 和「……」 ストン… 京太郎「えっ?」 和「また一人で食べてるんですか?」 京太郎「なんだ、和か」 和「なんだとは失礼ですね」 京太郎「和だって一人じゃないか」 和「咲さんは図書室、優希は課題に追われてるんです」 京太郎「あいつららしいな」ワハハ 和「須賀君、今日は一つお願いがあります」 京太郎「なんだ?」 和「私と本気で打って欲しいんです」 京太郎「はっ?」 和「だから私と…」 京太郎「待て和。俺はお前と本気で打ってるぞ」 和「全力ではありませんよね?」 京太郎「どうしてそう思う」 和「咲さんが不満を言ってましたから」 京太郎「……SOAじゃなかったのか?」 和「もちろん今でもそう思ってます。ですが部長が持っていた棋譜を見た時に須賀君のアガリ方は異常でした。私にはその技術が必要なんです」 京太郎「勝つ為にか?」 和「…皆といる為にです」 京太郎「そうか…なら放課後に俺、和、咲、久で打つか」 和「はい、ご教授お願いします」 京太郎「あんまり期待するなよ」 和「期待してますよ」ぐぅぅ… 京太郎「…もしかして昼まだなのか?」 和「い、家に置き忘れて…」 京太郎「仕方ないな、ほら、あーん」 和「い、いいですよ!」 京太郎「うるさい、忘れた奴が悪い。ほら、あーんだ」 和「あーん」ぱく… 和「美味しい…」 京太郎「俺の自信作だからな。ほら次だ。あーん」 和「……あーん」 咏「私は京太郎が欲しい」 良子「えっ?」 健夜「えっ?」 咏「昨日さ、京太郎と真面目に麻雀を打って、満貫、倍満、役満の槍で撃ち抜かれて気が付いた…あの時の私は間違ってた。だから私は京太郎が欲しいんだ」 良子「…それは身勝手ですよ、咏」 咏「自分が言ってる事が身勝手だってわかってる…わかんねえとかで誤魔化すつもりはない。だから今日は宣戦布告にきた」 健夜「宣戦布告?」 咏「そう、宣戦布告。あの時の清算は絶対にできない…だから私は貴方達に麻雀に勝ったら京太郎にこの気持ちをぶつける」 良子「それはつまり…」ゴゴゴ… 健夜「私達に勝つつもりなんだね」ドドド… 咏「ああ…私が勝つ」ゴゴゴ… ??「皆さん、お茶が入りましたよ?」 健夜「……」 良子「……」 咏「……」 ??「食べないんですか?」 一同「食べる!」 京太郎「さて…全力で打つなら槍もだよな。でも槍が最近変なんだよな。プロを撃ち抜いたからか…」 久「何をぶつぶつ言ってるのよ?」 京太郎「久か…いや、和が全力で打って欲しいと頼まれたから全力で打つ事になった」 久「えっ?」 京太郎「卓のメンバーは、俺、久、咲、和の四人」 久「私!?」 京太郎「そう、久が最近一番信頼できるから…急にごめんな」 久「べ、別に構わないけど…私も京太郎に勝ちたいから全力で挑むわよ?」 京太郎「ああ、お互い全力で打とう」 咲「今日は全力なんだよね、京ちゃん?」 京太郎「ああ、今日は全力だ」 咲「なら私も全力でいくよ」ゴッ… 和(負けない…負けられない) 久「さて久しぶりに本気で打とうかしら!」おさげにする 咲「私が親だね…行くよ、京ちゃん」ゴッ… 京太郎(…あれ、俺もしかしたら死ぬんじゃないか) 久(直感が告げてる…これを切ったら私が負ける) パタン… 咲(…京ちゃんが遠い、遠い位置にいる。嫌だよ、そんな遠い位置に行っちゃ駄目だよ!) パタン… 和(満貫確定…) パタン…ドス… 和「えっ…」←胸元を見ると真紅の槍が突き刺さっている。 京太郎「ロン…純正九連宝燈、Wは無しだから32000だ」 和「は、はい…」←胸元から槍が消えている 京太郎 57000 久 25000 咲 25000 和 -7000 京太郎が勝利しました。 京太郎「……」 ドクン…ドクン… 久「純正九連宝…京太郎…」 咲「京ちゃん、それは上がったら駄目だって健夜さんが…」 京太郎「和、これが俺の全力だ」 和「偶々です、偶々上がったんです…ありえません、純正九連宝を故意で上がるなんてそんなオカルトありえません!」 バン… 京太郎「ならもう一戦するか?」 和「そ、それは…」ガクガク…←震える 京太郎「視えたんだな…」 和「SOA…SOA」 京太郎「…久、今日はあがります。和は俺が責任を持って送って行きます…すいません」 和「SOA…」 咲「行っちゃ駄目だよ、京ちゃん!なんで、なんで健夜さんと良子さんとの約束を破ったの?破ったら死ぬって言われてたのに…」 京太郎「…全力でいくと言ったからな」 咲「京ちゃん!、ふざけてる時じゃ…」 京太郎「死なない…良子義姉さんには連絡するなよ。健夜義姉さんにもな。それでは…」 ギュ… 和「えっ?」 京太郎「ついてこい…送っていく。役満当てた俺が言うべきじゃないかもしれないけど…時間がないかもしれないからな。ごめんな」 コトコト… 和「………」 京太郎「……」 和「さっきのやりとりはなんですか?」 京太郎「うん?何がだ?」 和「いや、咲さんが言ってたあがったら駄目だって…」 京太郎「ああ……昔な、俺と咲、咲の姉さんはよく義姉さん達に麻雀を教えてもらってたんだ」 和「それで」 京太郎「その時に役満を教わる時があったんだ。そこに咲と照…咲の姉がトラウマになる事があったんだ。純正九連宝燈を上がると魔物か天使のどっちかがやってきて死か願い事を叶えてくれるって…それで良子義姉さんが悪ノリして魔物のフリをして脅かしたんだ…俺たちをね。その時からトラウマなんだよ」 和「えっ、それだけですか?」 京太郎「それだけ。」 和「えっ、死ぬんじゃ無いんですか?咲さんは本当にそう思ってたんじゃ…」 京太郎「三回。俺は目の前で純正九連宝燈を上がられたぞ。義姉さん二人に…」 和「……咲さんにその事は…」 京太郎「その度に天使が魔物を倒したと教え込まれてたんだよ、咲は」 和「ふふふ…なんですかそれは」 京太郎「俺と咲の昔話だ」 和「あっ、ここです…私の家です」 京太郎「そうなのか。なら俺はこれで…」 和「ま、待ってください…す、少しだけあがって行きませんか?」 京太郎「なら少しだけお邪魔しようかな」 和「はい!少しだけ待っておいて下さい、色々と準備があるので」 バタン… 京太郎「…準備?ああ、健夜義姉さんがいつもしてる事だな」 5分後 和「ハァハァ…ど、どうぞ」 京太郎「お、お邪魔します」 京太郎(靴が男モノの二足…スリッパは普通…カーテンは無地…母親がいないのか?) 和「こ、此方です」 トテトテ… 京太郎(…やっぱり母親はいないんだな) 和「どうかしたんですか?」 京太郎「いや、誰もいないから不用心だなと思って」 和「えっ?」 京太郎「いや、俺が和を襲ったらどうするんだよ」 和「えっあ…」カァァ… 京太郎「あっ、冗談、冗談だから引かないでくれ」 和「わ、私は須賀君の事を信頼してますから引いてません!」カァァ… 京太郎「そ、それならよかった」カァァ… 和「こ、この部屋で待っていてください」 京太郎「わかった」 バタン… 京太郎「部屋に自動麻雀…見覚えのあるエトペン人魚…てか、ここ和の部屋か。それならあまりみるのも止めとくか。てっきりリビングとかで和が落ち着くまで話をするもんだと思ったんだがな」 ーーーーーーーー 和「お口に合うかわかりませんが」 カチャ…←紅茶が置かれる。 京太郎「お、ありがとう」 和「須賀君は…私がオカルトを認めるべきだと思いますか?」 京太郎「いや、全くそんな事は思わないぞ」 和「えっ?」 京太郎「義姉さん達がオカルトもデジタルも所詮は麻雀の一部でしかないって俺に教えてくれた。俺が和の言うオカルトを手を出したのはぶっちゃけ、義姉さん達に憧れたからだ…毎回、義姉さん達と麻雀をすると世界が歪んだり幽霊みたいなのを見たりした。でもまあ、それ等は実態のないモノで俺が義姉さん達の迫力に呑まれてみた錯覚かもしれない…だけどそれ等は年頃の俺には余りにもかっこよく視えた」 和「……」 京太郎「だから義姉さん達を模倣し取り込み、あんな迫力を出せるようになっただけだ。だから和は…」 京太郎「甘えるな」 和「えっ?」 京太郎「無いからなにが駄目なんだ?たかがオカルトが無いぐらいで今までの自分を否定するな。和が今、泣いて叫んで否定したのは和に負けた人間が打ってきた人間の麻雀の否定だ…俺はそれだけは認める訳にはいかない」 和「わ、私はそんなつもりじゃ…」 京太郎「そんなつもりはなくても俺にはそう聞こえる。オカルトなんてモノは結局は心の持ちよう、認めたくないなら認めずに自分の麻雀で勝利を目指せば良い。それだけの事なんだ。オカルト如きで和が否定されてたまるか」 和「なら私はどうすればいいんですか…誰かの責にしたら駄目なんですか?甘えさしてくださいよ…誰かに縋らせてくださいよ…一人で立つのには疲れたんです。オカルトを認めてもいい、デジタルを捨ててもいい…だから私を…」 バチン… 京太郎「立って歩け。俺が知ってる原村和は諦めない人間だった。たかがW役満の槍に刺されたぐらいで諦めなかった人間だ」 和「あ、貴方に何が解るんですか!!父と母は別居、小さい頃から転校を繰り返して仲の良くなった友達と離れ離れになって、それでも麻雀は続けてきた!インターミドルで優勝して、お父さんに優希と同じく高校に行かせてもらって…そしてまたインターハイで優勝しないといけなくなって!なのにオカルトなんて訳の解らないモノが麻雀には存在してて、私にはそれがない!私はまだ皆と居たいんです!オカルトなんて訳の解らないモノと戦わないといけないんですよ!一人で!私はそれを認めたくないから!」 京太郎「…それが答えだろ」 和「えっ…?」 京太郎「オカルトを否定して勝つ。簡単な答えで実に解りやすいじゃないか。気に入らないなら否定すればいい」 和「……」 京太郎「そんなオカルトありえません。そう言って薙ぎ払って勝てばいい。違うか?」 和「そ、そうですが…」 京太郎「なあ、和…少しだけ気をはりすぎてんだよ。一人で勝つ必要はないだろ。俺は何処にいてもお前の味方だ」 ダキ… 和「わ、私は…うわぁぁぁん」 京太郎「頑張ったな…和」 和「も、もう…大丈夫です」 京太郎「そ、そうか」 サッ… 和「見苦しい所を見せてしまってすいません」 京太郎「いや、全然構わないぞ。泣き顔の和も中々に可愛かったしな」ワハハ ボフン…←京太郎の顔面にエトペンがあたる 和「…京太郎君のばか」小声 京太郎「…てか、俺はソロソロ帰るわ。飯の時間だし」 和「えっ…あ、あの良かったらここで食べませんか?」 京太郎「はっ?」 和「だから食べて行きませんか?」 京太郎「誰が」 和「須賀君が」 京太郎「何処で」 和「この家でです」 京太郎「い、いやいや、和の父親が帰ってきたら変な勘違いが発生…」 和「だ、大丈夫です。き、今日はお父さんは帰ってきませんから」カァァ… 京太郎(冷静に考えろよ俺…これっていつぞやのはやりさんの時のパターンだ。貞操の危機ではないはずだ。飯に変な薬もないよな……義姉さんに電話したいがしたらシスコん変態野郎の烙印が押されかねない…) 和「……♪」 トントン… 京太郎(それにしても絵になるよな。女の子が料理してる姿なんて久しぶりに……あれ、最後にキッチンに立ってる女の人を見たのは……あれ?) 和「…できました!」 京太郎「おお、肉じゃがか…」 和「口に合うかわかりませんが」 京太郎「いやいや、普通に良い香りだし…ジャガイモもとかもきちんと処理されてるし。お腹が減ってる俺からしたらご馳走に見えるぞ!」 コトン…←皿が置かれる 和「須賀君ほどではないですが…」 京太郎「俺の料理なんて和の料理に比べたら価値が違うからな」ワハハ 和「それは褒めてるんですか?」 京太郎「褒めてるぞ?」 和「そういうことにしときます。そ、それで須賀君…」 京太郎「うん?」 和「あ、あーん」カァァ 京太郎「…えっ…」 和「お腹がすいてる人が悪いんですよね?」 京太郎「なっ…!あ、あーん…」 和「あーん」 パク… 和「ど、どうですか?」 京太郎「…美味いな」 和「そ、そうですか…よかった…ホッ…」 京太郎「和、箸借りるぞ」 スッ←和の手から箸をとる 京太郎「ほら、あーんだ…」 和「わ、私は良いですよ!」 京太郎「ダメだ…あーんだ」 和「うぅ…あーん」 パク… 京太郎「なっ、美味しいだろ」 和「そ、そうですね…作ったのは私ですよ!」 京太郎「はは、そうだったな」 和「そうですよ!」 ーーーーーー 和「本当に今日はありがとうございました…こんな夜遅くなってしまって…泊まって行っていいんですよ?」 京太郎「泊まらないぞ。俺が和を襲ってしまうからな」ワハハ 和「…別にいいですよ?」 京太郎「えっ?」 和「冗談ですよ、冗談」フフ… 京太郎「全くドキドキしたじゃないか…それじゃあ、また明日な」 和「はい、また明日」 タッタッタッタ… 和「冗談なんか私はいいませんよ、京太郎君」 バタン… ーーーーーーー 夜 京太郎「さてどうしようか」 京太郎「……ネット麻雀でもするか。龍門渕さんとぼっちさんを呼ぶか」 ーーーーーー 透華「…麻雀のお誘い…ハギヨシ!」 ハギヨシ「はっ!もう準備はできてます」 衣「どうかしたのか、とーか?」 透華「い、いえ、少しネット麻雀で誘われまして…」 衣「そうなのか…現実では打たないのか?」 透華「私や一なら大丈夫ですが…純や智紀がもちませんわよ?」 衣「うー…そうだにい…きょーたろーを呼ぼう」 透華「そうですわね…お礼と言わないといけませんしね」 ーーーーーー ??「また京さんが誘ってくれたよー!」 ーーーーーー 京太郎「良し、勝った…。あれウィスがきてる」 京太郎「あ、ピーチさんからだ…この人と結構打つのにこうやってウィスするのは初めてだよな」 ピーチ「京さんは強いっすね」 京「ありがとう。偶々もあるんですけどね」 ピーチ「私とやってる時はほぼ一位じゃないっすか!羨ましいっす」 京「ならまた一緒に打ちませんか?俺もピーチさんの内筋とか参考になりますし」 ピーチ「いいっすよ!ネットでしかできないっすからね」 京太郎「さて…明日も早いから寝るとしようか」 バチン… 京太郎「えっ…ブレーカーが落ちた?」部屋が真っ黒になる ガチャ…ガチャ…←何かが階段を登ってくる音 京太郎「…おいおい、まさか本当に魔物が来るってのか?」 ガチャ…←京太郎の部屋の前で音が泊まる。 ガチャ…←ゆっくりと扉が開き 京太郎「ゴクリ…」 健夜「き、京くん、だ、大丈夫?」ブルブル… 京太郎「えっ?健夜義姉さん?」 健夜「う、うん、私だよ」 真っ暗で何も見えない 京太郎「ち、ちょっとだけそこで待ってて!急いでブレーカーを…」 健夜「えっ…嫌だよ、京君怖いよ…」ブルブル 京太郎「…わかった。落ち着こう、一緒に行こう」 健夜「う、うん」 京太郎「手摺りに手を置いといてくれ」 健夜「う、うん…」 ガチャ… 京太郎「そっちに行くから」 スッ……←扉に近づいて行き、手探りで手を探す ピタ…←健夜の手に当たる」 健夜「ヒャッ!」 京太郎「これは健夜義姉さんの手?」 健夜「う、うん」 ギュッ←健夜の手を握り 京太郎「それじゃあ、行くから」 健夜「う、うん…」カァァ ーーーーー パチ… 京太郎「それでどうして家に帰ってきたんだ?」 健夜「咲ちゃんが京君が危ないって聞いたから慌てて帰ってきたんだよ」 京太郎「……咲か。あれなんだよ、純正九連宝燈を上がったから咲が昔のトラウマを思い出したんだよ」 健夜「えっ…?純正九連宝燈あがったの?」 京太郎「ああ、初めてだったからな」ワハハ 健夜「…何もなかった?」 京太郎「ああ、魔物も天使もこなかったよ」ニコニコ 健夜(…あれ、魔物が来なかったの?…来なかったんなら別にいいかな。) 京太郎「もう遅いからソロソロ寝るけど健夜義姉さんはどうする?」 健夜「こ、怖いから一緒に寝ていいかな?」 京太郎「…来んかいだけだぞ」 健夜「ありがとう京君!」 ダキ… 4月28日 朝 京太郎「……健夜義姉さんが隣で寝てる?……夢かな」 健夜「きょーくん…」 京太郎「…夢じゃなかった」 京太郎「……眠い…健夜義姉さんも居るし……寝よう…zzz」 ーーーーー 健夜(…うぅん…もう朝かな?あれ目が開けられない) 京太郎「…zzz」 健夜(…京君に抱きしめられてて動けないんだ!!)カァァ… 京太郎「…健夜……」 健夜(よ、呼び捨てとかまだ早いよ!) 京太郎「……けっこん…」 健夜(えっ…私、京君と結婚するの?……むきゅぅうう)気絶 京太郎「……犯人はヤス……」 カピー「パカパカ(…すくいようがないタラしだな…全く、昨日はわたしが居たから良かったものの…久しぶりに……なるのは辛かったんだぞ。神託も解決したみたいだが…別れはもうすぐなんだがな) ーーーーーー 京太郎「……今何時だ」 11時26分 京太郎「遅刻だー!!!!!」 昼 京太郎「ハァハァ…何処かで休もう」 屋上 京太郎「………ハァ…疲れた」 まこ「何が疲れたんじゃ?」 京太郎「いや、起きたら11時30分だったんだ…慌てて起きてきたから何も買う暇もなくて……あれ、俺は誰と喋ってるんだ?」 まこ「わしじゃよ」 京太郎「ああ、染谷先輩か」 まこ「ああとはなんじゃ、ああとは…まあいいわ。京太郎飯はないのか?」 京太郎「は、はい…財布に金もいれてくるのを忘れてて…」 まこ「お主もそんな凡ミスをするんじゃの…おにぎりが余ってるから食べるか?」 京太郎「た、たべます!」 まこ「ほれ、拝むといい!」 京太郎「いただきます」 もぐもぐ… まこ「食べ方は綺麗なんじゃな」 京太郎「義姉さんに仕込まれてましたから」 まこ「そうなのか…苦労してきたみたいじゃの」 京太郎「ええまあ…色々と大変でしたよ」 まこ「じゃろうな…」 放課後 京太郎「先生にしんぱいされてしまった…二度寝は控えないとな」 繁華街 京太郎「…久しぶりに繁華街に行くか」 ーーーーーーー 京太郎「……とりあえずATMで金を降ろたし買い物だな」 バタン… 京太郎「あっ、すみません」 ゆみ「すまない…あっ!」 京太郎「あっ…」 ゆみ「君はこの間の…あの時は本当にすまなかった」 京太郎「別に気にしてませんよ。誰にだって間違いはありますし」 ゆみ「そう言ってくれると助かるんだが…この間の詫びがしたいから私とお茶でもしないか?」 京太郎「…は、はぁ…別に構いませんが」 京太郎(この人…性別が男ならタラしだったんだろうな) ゆみ「ならわたしのオススメのカフェに行こう。ここは少々うるさすぎる」 京太郎「は、はい…」 ーーーーー ゆみ「改めて自己紹介から…私は鶴賀高校三年加治木ゆみだ」 京太郎「清澄高校一年、須賀京太郎です」 ゆみ「須賀君、あの時は本当にもうしわけなかった…後で自分で考えてみても早とちりすぎた」 京太郎「もう本当に気にしてませんから。誰にでも間違いはありますから」 ゆみ「…だが」 京太郎「だがもしかしもありせん。貴女みたいな美人に謝られたら胃が痛くなるんですよ」 ゆみ「うぅ…分かった、もうこの話題はやめだ」 京太郎「はい、それがいいですよ」 ゆみ「……」 京太郎「……」 ゆみ(な、何故喋らない!」 京太郎(……なんだろう、この人誰かに似てるんだよな) ゆみ「君は麻雀を打つのか?」 京太郎「えっ、はい、そこそこ打てますよ」 ゆみ「そ、そうか…どれくらい打てるんだ?」 京太郎「最近はそこそこ勝てるようなりましたがそれまでは義姉さん達にボコボコにされてました」 ゆみ(なんだ、初心者か?それなら…) ゆみ「それなら私と麻雀を今から打たないか?」 京太郎「えっ?」 ゆみ「いや、私もそこそこ麻雀を打つからな…よかったらと思って」 京太郎(……どうしようか) 京太郎「別にかまいませんよ」 ゆみ「なら行こうか」 ーーーーーーーーー 雀荘 ゆみ「なら軽く打ってみるか」 モブA「よろしくな」 モブB「頼む」 京太郎「よろしくお願いします」 ーーーーー 京太郎「ロン、跳満」 ゆみ「えっ?」 京太郎「ツモ6000オール」 ゆみ「……」 京太郎「ツモ8000オール」 キングクリムゾン! 帰り ゆみ「す、須賀君…君は初心者じゃないのか?」 京太郎「えっ?初心者なんかじゃないですよ。一応ものごころついた時には打ってましたよ?」 ゆみ「な、なら…勝てないってのは?」 京太郎「義姉さん二人と義姉さん達の友人としか打たなかったからずっと負けてたんですよ」ワハハ… ゆみ「…因みに君の姉の名前を聞いていいですか?」 京太郎「…秘密ですよ?」 ゆみ「ああ、秘密にする」 京太郎「小鍛冶健夜と戒能良子ですよ」 ゆみ「はっ?」 京太郎「これが一応証拠写真です」 携帯の待ち受け画面を見せて ゆみ「ほ、本当なのか…」 京太郎「はい、自慢の義姉達ですよ」 ゆみ「…君は私の麻雀を見てどう思った?」 京太郎「…相手の癖を見抜いてそれにつけ込む麻雀ですよね。強かにかつ柔軟な麻雀だと思いました」 ゆみ「どうやったらこれから伸びると思う?」 京太郎「…それは俺に聞かないといけない事ですか?」 ゆみ「ああ、私はつよくならないといけないからな」 京太郎「……本当の化物と出会う事を勧めます。一線を超えるか超えないかで差はできますから」 ゆみ「えっ?」 京太郎「わかり易く言うと、肌で上位プレイヤーと打った方が伸びるって話です」 ゆみ「……君はそれには当てはまらないのか?」 京太郎「さあ…。俺はまだまだ青二才ですから」ゴッ… ゆみ「………また今度私と全力で打ってはくれないか?」 京太郎「ええ、機会があれば喜んで」 ゆみ「…それじゃあ、わたしはそろそろ帰るよ」 京太郎「今日はありがとうございました」 ゆみ「こっちこそありがとう。またな」 京太郎「……ええ、また」 スタスタ… ゆみ「…次は勝つ」 夜 京太郎「明後日から岩手旅行か」 京太郎「カピーと話すか」 カピー「パカパカ(なんだ、最近は私を放置してたのに報酬だけは貰いにきたのか?)」 京太郎「いや、放置してたわけじゃなくて…てか、報酬ってなんだ?」 カピー「パカパカ(お前は鳥頭か?全く……原村和をオカルト麻雀で叩き潰し、SOAの概念を破壊して立ち直さしただろ。それの報酬だ)」 京太郎「ああ…あれか神託報酬か」 カピー「パカパカ(そう、それだ。神託は実行されなければペナルティだが実行し成功したら報酬が出るからな。さて今回は最難関の一つを最上の結果で終わらしたからな…選択肢をやろう。一つは麻雀力とオカルトの補正。二つ目は原村和に対する補正だがこれはもう意味がない…あの小娘は答えを自分で決めたからな。三つ目は能力の成長…今なら氷天の種を最良の形で芽吹かすくらいか。さあ選べ」 京太郎「俺は…」 京太郎「ならその種を開花さしてくれ…正直、今オカルトや麻雀力が上がっても実感ができない」 カピー「パカパカ(堅実的だな…まあいい、外部からの干渉が激しいが私はそんなモノには負けんよ。今回は開花だけだ)」 パキン… 京太郎「あれなんかが割れた?」 カピー「パカパカ(開花したと言え。これはサービスだから良く聞いておけ主…もうすぐ大事な選択を主は迫られる。その時に何が大事かではなく、これからどうするかを考えろ。過去は忘れれば良いと凡夫はぬかすが、過去が主の原点だ。原点を忘れた人間に価値は無い」 京太郎「あ、ああ…なあ、カピー、お前は本当にカピパラか?」 カピー「パカパカ(ああ、普通のカピパラだぞ。なにを言っているんだ?」 4月30日 京太郎「今日は何をしようか…」 京太郎「冷蔵庫を空にしないといけないから…一丁本気をだしますか」 カピー「パカパカ(朝から汗だくで料理してるのは主ぐらいだな」 昼 京太郎「重箱になった……まあ食べられるからいいか」 屋上 京太郎「…三段はやりすぎたな」 和「あっ…」 まこ「またここで昼飯か、京太郎?」 京太郎「はい?染谷先輩と和か…珍しい組み合わせですね」 和「さっき偶々お会いして一緒に食べることになって」 まこ「そうじゃ…凄い話があるぞ京太郎!」. 京太郎「凄い話ですか?」 まこ「ああ、なんと昨日、和と咲が藤田プロに勝った!しかも和に関しては圧勝だったんじゃ」 京太郎「そ、それは凄いですね」 まこ「わしも流石に負けると踏んでおったんじゃが…勝負は解らないな」 和「た、偶々ですよ、偶々!」 まこ「三戦して三勝したらそれはもうたまたまじゃなかろうて」 和「そ、それは…」 京太郎「三勝もしたのか、凄いな」 和「あ、ありがとうございます…」 京太郎「それじゃあ、和の快勝記念に一緒にどうですか?少しばかり作りすぎてしまって…」 まこ「またアホみたいに作ったの…」 京太郎「ええ、明日から家族旅行なんで冷蔵庫を空にしないといけませんでしたから」 和「え、須賀君は明日から居ないんですか?」 京太郎「ああ、三泊四日で岩手に旅行だ」 まこ「合宿にはこんのか?」 京太郎「男の俺が部員だけの合宿に一人で行って間違いが起きたら駄目でしょ」ワハハ 和(少し残念です…) まこ「それもそうじゃが…」 京太郎「気にしなくていいですよ、俺も岩手に行くんだし。それより食べてくださいよ、お弁当。美味しいですから」 まこ「そうじゃの」 和「はい」 一同「いただきます」 放課後 京太郎「今日は買い物に行くか」 京太郎「繁華街に行くか」 ーーーーーー 京太郎「さて…とりあえず必要な物は全部買ったな」 バッ…←目隠しされる ??「誰だかわかるっすか?」 京太郎「……愛しの東横さんかな」ワハハ バッ…覆っていた手が離れて 桃子「な、何を言ってるっすか、京太郎!」カァァ… 京太郎「これくらいで照れるとはまだまだだな」 桃子「うぅ…京太郎に弄ばれたっす」嘘泣き 京太郎「えっ、あっ、ごめん、俺が悪かった!」 桃子「…ならパフェ奢ってくれるっすか?」 京太郎「なっ…それは…」 桃子「ウェェン…」嘘泣き 京太郎「わ、分かった、なんでもおごるから泣かないでくれ!」 桃子「やったっす!さあ、行くっすよ京太郎!」 ギュ… 京太郎「は、はめられた…」 パク… 桃子「美味しいっす!」 京太郎「こっちのチョコレートパフェも美味いぞ」 桃子「そうなんすか…なら一口貰っていいっすか?」 京太郎「ああ、べつに構わないけど」 桃子「あ、あーん」かあ 京太郎「えっ、自分のスプーンで食べれば…」 桃子「あーん」 京太郎「しかたないな、ほらあーん」 パク… 桃子「美味しいっすね…こっちもお返しっす!あーん」 パク… 京太郎「…確かに美味しいな」 桃子「そうっすよね!ところで京太郎はなんでそんなに荷物があるんっすか?」 京太郎「ああ、明日から家族旅行で岩手に行くんだ」 桃子「岩手…なんだか微妙なところっすね」 京太郎「義姉さんが熱望したから仕方がない。牛タンを食べに行くと考えれば中々いいものだぞ」 桃子「旅行の目的が食なのは京太郎らしいっす」 京太郎「そうか?」 桃子「そうっすよ。あとおみあげを期待してるっすよ」 京太郎「ああ、買ってくるよ」 夜 京太郎「明日から岩手旅行か」 京太郎「ネット麻雀をするか…」 京太郎「よし、勝った…ネット麻雀最強て聞いてたことだけあってのどっちさんも強かったな」 京太郎「…あっ、ぼっちさんからウィスが来てる」 ぼっち「今、スカイ大丈夫かな?」 京「大丈夫ですよ」 ♪~ ??「あ、あの初めましてぼ、ぼっちって言います!!」 京太郎「初めまして京です」 ??(き、京さんが男の人だなんて聞いてないよ!!) 京太郎「あれかな、多分俺が男で驚いたのかな?」 ??「あっ、うん、そうだ…そうです!」 京太郎「俺もぼっちさんが女の人で少しびっくりしましたよ。そういえばさっきの曲で追っかけ立直とかしてましたけど、あれって癖なんですか?」 ??「う、うん…現実だと相手から直撃が取れるんだけどね…」 京太郎「ああやっぱりそうなんだ…リアルとネット麻雀って少し違いますよね」 ??「そ、そうだよ!何かが違っててでも楽しいんだよ」 京太郎「麻雀はどんな形でも楽しいですもんね…あっ、そろそろ明日の準備とかあるので落ちますね」 ??「明日の準備?」 京太郎「ええ、久しぶりに家族と岩手に旅行に行くんですよ!」 ??「そ、そうなんだ…それは楽しみだよね」 京太郎「はい!それではお疲れ様でした」 プツン… ??「…京さんが岩手に来るのか……会う気がするなんて行ったら変な人だったよね」 5月1日 早朝 京太郎「…さて、カピー少し家族旅行にいってくるよ」 カピー「パカパカ(私はその間、麻婆糞神父の所で契約を果たしてくる」 京太郎「まあ、誰だか解らないが五日後には帰ってくるからな」 カピー「パカパカ(ああ、私も五日後には金ピカを調教し終わってる」 京太郎「いってきます」 カピー「パカパカ(いってらっしゃい。」 カピー「パカパカ(さて、旅行でフラグを建てなければいいんだがな」 昼 京太郎「着いたぞ岩手!…義姉さん達は何処にいるんだろう待ち合わせはこの駅だったはずなんだけどな」 バタバタ… 健夜「き、きょー君!」 良子「京太郎!」 京太郎「義姉さん達が走ってくるだと…」 良子「京太郎はやっぱり奥州藤原の寺に行きたいですよね?」 健夜「そ、それよりも、牧場で馬とかに乗った方が楽しいよね…」 京太郎「……」 京太郎「…良子義姉さんの中尊寺に行きたいかな」 良子「GOOD!流石京太郎です!」 健夜「うぅ…裏切り者」 京太郎「でもそれより先に旅館に行って荷物を置こう」 良子「それもそうですね」 健夜「…わかったよ」 中尊寺 良子「ここが藤原の中尊寺…神気に満ちてます」 健夜「うぅ…良子ちゃんがあんなモードになったのは京君のせいだからね」 京太郎「…良子義姉さんがお寺や神社が好きなのは健夜義姉さんも知ってたでしょ…俺が居たからプロになってもお寺巡りとかできてないんだ。ごめん健夜義姉さん、明日は牧場に付き合うからさ」 健夜「…気にしなくてもいいのに。明日は牧場だからね!」 京太郎「さて…何をしようかな」 京太郎「健夜義姉さん、良子義姉さんが心配だからついて行くけど、義姉さんはどうする?」 健夜「私はいいや。良子ちゃんと居たら明日は筋肉痛で動けなくなるよ」 京太郎「否定できないのがな」 健夜「頑張ってね」 ーーーーー 良子「京太郎、あれがここの仏像。あの仏像の歴史は…」 京太郎(本当に好きなんだな。普段はクールなのにこんな時になったら無邪気な子供みたいになる…) 良子「…聞いてるんですか、京太郎?」 京太郎「聞いてるよ」 良子「全く…健夜義姉さんも京太郎もなんでこの素晴らしさが…」 京太郎(…たまには悪くないかもしれないな) 京太郎「良子義姉さん、そろそろ健夜義姉さんと合流しないと…」 良子「あ、あと五分だけ…あと五分だけウェイトしてください!」 京太郎「駄目。家族旅行なんだから健夜義姉さんとも楽しまないと」 ギュ…←手を握る 京太郎「ほら、行きますよ…」 良子「うー、あと五分…」 ーーーーーーーーー 健夜「…大変だったみたいだね」 京太郎「ええ…まさかだだをこねておんぶを要求するだけして爆睡するとは…」 良子「…zzz」 京太郎「健夜義姉さんは何を見てたんだ?」 健夜「私は…よくわからない碑みたいな所に迷い込んで少しお話してきただけだよ」 京太郎「祠?」 健夜「うん…慰霊碑みたいだったんけど私にはあんまり関係ないよ」 京太郎「…そ、そうなんだ」 ギュ… 健夜「うん。…そういえば京君、大沼プロに勝ったの?」 京太郎「えっ、なんでそれを…」 健夜「本当に勝ったんだ…役満を藤田プロに当てたんだってね」 京太郎「大沼プロに聞いたのか?」 健夜「そうだよ。京君とタイトル争いをするんだって言ってこの前なんか世界タイトルでW役満を上がって無双してたよ」 京太郎「ま、まじか…」 健夜「でもね京君…忘れたら駄目だよ」 京太郎「…?」 健夜「京君の目標はいつだって私と良子ちゃんだって事を」 京太郎「当たり前だろ」 健夜「あの時の約束を私はずっと覚えてるからね」小言 京太郎「…大丈夫、義姉さんは俺が倒すよ」 健夜「楽しみにしてるよ、京太郎」 夜 京太郎「ふぅ…ようやく旅館についた」 健夜「私と良子ちゃんはお風呂に行くけど京君はどうする? 京太郎「俺は…」 京太郎「俺はお土産でもみてくるよ」 健夜「わかったよ、また後でね」 ーーーー 京太郎「色々なモノがあるんだな…。とりあえず誰に買うか」 京太郎「とりあえず咲には買うとして…東横さんや衣に買って行くと喜ばれるかな?どうせなら素直に喜んでくれる人を先に買うか」 京太郎「何を買って行くか…」 京太郎「咲にはこの金ピカのしおり…東横さんにはこっちのゆるかわストラップ…衣は……衣だけに買って行くと何故か二人ぐらいに怒られそうだからお菓子の詰め合わせにするか」 京太郎「喜んでくれるといいんだけどな…」 就寝前 良子「今日は疲れましたね」 健夜「そうだね、今日はもう寝ようか」 京太郎「……」 良子「私はレフトの布団で寝ます」 健夜「なら私はこっちの布団かな」 良子健夜「「京(君)太郎は真ん中」」 京太郎「ちょっと待って…」 良子「どうしたんですか、京太郎」 健夜「早く寝ようよ、京君」 京太郎「布団が二つしかないのに俺にどうしろと!」 良子「そんなの」 健夜「決まってるよ」 良子健夜「私達の抱き枕だよ」 京太郎「な、なんだと…」 ーーーーーーーー 京太郎(心頭滅却すれば火もまた涼し…) 良子「…zzz」 健夜「…zzz」 京太郎「パジャマなら耐性はあるけど浴衣は卑怯だろ…静まれ、俺の小宇宙…!」 京太郎「…今更だが義姉だからって襲ったら駄目なのか?いやだってそうだろ、いつも抱きついてきて誘ってきたのは義姉さん達だ…だから俺は悪くない」 良子「…ゴクリ…zzz」かぁぁ 健夜「…うぅ…zzz」かぁぁ 京太郎「吹っ切れた…だからさ、義姉さん達…おれの子どもを産んでくれ」 ーーーーー 京太郎「そこから先の事は話さなくてもわかるだろ。旅行などどうでも良くなって三日三晩、健夜と良子と肉の宴だった…そして俺は今…」 健夜「あ、貴方…もう直ぐですよ」 良子「私はこの時がきた事が本当に嬉しいです」 京太郎「…ああ、俺も健夜や良子と結婚できて嬉しいぞ。これからは本当の家族だ」 ED1 比翼の翼